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な~んて。実はこの赤ちゃん……ワタシの大切な妹分、ちなぽん の赤ちゃんなんですよ。もう囓っちゃいたいくらい可愛いの(笑)。まだ生まれたてのホヤホヤ。湯気が出ています(笑)。
ちなぽんは、今までずーっとワタシの傍で、いろいろなお仕事をサポートして来てくれたマネージャーさん。文字通り寝食を共にしてきた家族のような存在です。サクセスウーマン講座の時も、番組制作の時も、写真撮影の時も、いつもいつも傍に居て支えてくれました。妹のようでもあり、姉のようでもあり、心から信頼のおける大切な親友です。いわば、ワタシの夢の「生き証人」のような存在でしょうか(笑)。そんなちなぽんが、本当にママになったんだねぇ……と、そう実感したのは、くるみちゃんにおっぱいをあげている姿を見た時。その横顔があまりにもキレイで、思わず息を呑んでしまいました。そして次の瞬間、何だか胸がいっぱいになって、何度も涙があふれて来そうになりました。
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実はちなぽんも日常の中に「歳時記」を持っている女性の一人。四季折々の食卓を丁寧にしつらえことのできるヒトを、ワタシは心から尊敬し、信頼しています。とにかく彼女の作る料理には、一皿一皿に物語があり、音楽があるのです。ワタシはそんな彼女の感性が大好きで、いつも傍にいて欲しいと願って来たのかも知れません。
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皆さんは、使い切れなかった野菜たちが冷蔵庫の中でグシュグシュになっていたり、野菜室の底の方から干からびて出て来たことってありませんか?我が家はよくニンジンや大根のミイラが“出土”します(笑)。でも、ちなぽんのこの本を読むと、そんなことが一切なくなるんですよ!野菜は新鮮なうちに下ごしらえをしようって、素直に思えちゃうから(笑)。食材の鮮度をキッチリ保たったまま冷凍するから、食べる時にも本当に新鮮なまま野菜を美味しくいただけます。これで食材を一切無駄にする心配もありませんよね。これってまさに、究極のエコだと思いませんか?
この本には、そんなちなぽんの暮らしぶりがそっくりそのまま反映されています。ワタシは彼女の家を訪ねるたびに、色とりどりの野菜達がキレイに切りそろえられ、保存袋や保存容器にキチンと納められているのを何度も目撃して来ました。ちなぽんに下ごしらえされた野菜たちは、本当に幸せそう。いつまでもフレッシュなまま冷蔵庫や冷凍庫の中でスタンバイOK!美味しく調理されるのを待っています。「丁寧に暮らす」とはこういうことを言うんでしょうね。“一手間”を惜しまない工夫が随所に散りばめられているので、この本はもう立派な「食育の書」だと思います。実はこうしたことが、「日常」のすべてに通じて行くのではないでしょうか。面倒くさがらないこと。億劫がらないこと。これらが暮らしを端折らないことに繋がっていくような気がします。この本を読むと、日々の暮らしが愛おしく思えて来るから不思議。ご興味のある方は、ぜひお手に取ってご覧になってみて下さいね。
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『いま、料理研究家・宮本千夏のオフィシャルサイト「失恋キッチン」が話題を呼んでいる。彼女のユニークな文体と優しいタッチで描かれたイラストが、世のOL達の疲れた心を癒しているらしい。その中でも特に人気の高いコーナーが「おいしい処方箋」や「ひとり晩酌レシピ」。これは、恋を失った人たちだけの専売特許ではあるまい。誰もがここを訪れるたびに「またがんばろう」と再生を誓える、心のガソリンスタンドのようなサイトなのだから。そう――彼女はいわば、食を通じて人々を励ますことのできる「フードコンシェルジュ」。宮本千夏の手にかかれば、どんな脇役の食材でも主役に代わり、皿の上で見事なアートになっていく。人も同じだ。どんなに傷つき凹んでいたとしても、ひとたび彼女の料理を口にすれば、「美味しい……」と顔がほころび、悩んでいたことがばかばかしく思えて来る。宮本千夏のレシピには、そんな自分を励ますヒントがたくさん詰まっている。春は光が燦々と降り注ぎ、新しい命が一斉に芽吹く時。蕗の薹や筍、苺などといった大地からの恵みにも満ちあふれる季節だ。そうした旬の食材を体に取り入れることで、人は何度でも生まれ変わることができよう。「食べて元気になることから始めてほしい」――宮本千夏は、今日も誰かのためにキッチンに立ち続けている。』
ちなぽん……くるみちゃんのご誕生、本当におめでとう。うーんと、幸せになってね。
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