【独偏ベストテン 4-2】 元気が出てくるJ-POP 女性ソロ・シングル編 (6~10位) | 歌謡曲(J-POP)のススメ

歌謡曲(J-POP)のススメ

音楽といっても数々あれど、歌謡曲ほど誰もが楽しめるジャンルは恐らく他にありません。このブログでは主に、歌謡曲最盛期と言われる70~80年代の作品紹介を通じて、その楽しさ・素晴らしさを少しでも伝えられればと思っています。リアルタイムで知らない若い世代の方もぜひ!

 お待たせしました。元気が出るJ-POP 女性ソロ・シングル編6~10位はこんな感じ(↓)になっております。

6.「春色のカーブ」(近藤名奈)[1994.2.2発売; オススメ度★★★★]
作詞:田辺智沙、作曲:原一博、編曲:岩崎文紀

 この人は、伸びやかなヴォーカルと爽やかなイメージを併せ持つ逸材だったので、もっともっと売れて欲しかったんですけどねぇ・・・泣き顔。今回は、もともと爽やか系の作品が多い彼女のシングルの中から、一番春らしくて一般受けしそうなこの作品をエントリーしてみました。いかがでしょうか



7.「ひこうき雲の空の下」(亜波根綾乃)
[1997.5.14発売; オススメ度★★★★]
作詞:柴野繁幸、作曲:関淳二郎、編曲:十川知司
 この人は、もともとコロンビアの新人オーディショングランプリ受賞者ですけど、テレビ東京「朝ヤン」のコムロギャルソン(←いま考えるとオヤヂギャクだけど、こんなコーナーがあったんすよ)で、「沖縄に天才少女がいる!」と騒がれたので、ご存じの方も多いでしょう。
 「ひこうき雲・・・」は、とても
スケールの大きなスローテンポの名曲です。歌唱力も圧倒的
。今回挙げたベスト10の中で、一番一般受けするのは、もしかするとこの曲かも知れませんね。 




8.「あなたとなら ~君がいれば~」(立河宜子)
[1994.5.25発売; オススメ度★★★★]
作詞:永岡昌範、作曲:星野靖彦、編曲:PDI
 立河宜子はクラリオンガール出身の人。モデルの片手間仕事にしては歌が上手です。 この曲は、「君がいれば ~あなたとなら~」というタイトルで永岡昌範との競作という形で発売されましたが、立河バージョンの方が、丁寧な歌い方が曲のイメージにピッタリ合っていて好感が持てます 曲のコンセプトは「一番愛するあなたに」と同ライン上にあるミディアムテンポの名作だと思います。 



9.「ココロノウタ」(斉藤未知)[2005.8.17発売; オススメ度★★★]
作詞:斉藤未知、作曲:井上慎二郎、編曲:
井上慎二郎  
 この曲は「ダカラ・・・」のカップリング曲として発売されたものですが、こちらの方にCMタイアップがついてそれなりにテレビで流れたので、両A面扱いということでいいでしょう。
 恋のつらさを上手に表現した歌詞がちょっぴり切ないメロディに乗って流れると、思わずグッときてしまいますね・・・。正直、出だしからヴォーカルの線が細くて不安になったりするんですが、作品の秀逸度に免じてそれもご愛敬ということで



10.「あしたのジョーネツ」(秋本祐希)[1997.10.22発売; オススメ度★★★]
作詞:大江千里、作曲:大江千里、編曲:本間昭光
   
 女優さんの片手間仕事にしては歌がとっても上手(←しつこいタイトルはマンガ「あしたのジョー」のダジャレ(by大江千里)ですが、そもそもこれがダジャレと気づいた人が全国に一体何人いたのやら・・・。同じマンガ由来のダジャレ系タイトルなら、「サーキットの狼」→「サーキットの娘」(Puffy)(by奥田民生)の方がまだマシなような気もするけど、こちらも「字面のダジャレ」と気づいた人はあまりいなかったのでは?



 さて、今回は2回に分けてお送りしましたが、いかがでしたか?「あっ、この曲初めて聞いたけどイイ!」と感じてくれた方がもし一人でもいれば、私としても書き甲斐があるというものですが