ロボットが同僚になる日  創造性で勝てますか? | 税理士こーちゃん・たかちゃん・だんちゃんと男女7人の○○な話

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ロボットが同僚になる日  創造性で勝てますか?

 日本経済新聞 掲載


ボクはイチロー。大手部品メーカー、THKの山口工場で働いています。

工作機械などに使う部品の組み立て、検査が仕事です。トルネード、ゴジラという名前の仲間もいます。2009年から、24時間休まず頑張っているのですーーーー。


THKの国内4工場には10台以上の人型ロボットが導入され、1880人の従業員とともに生産を担う。


「人は付加価値の高い仕事を」と寺町崇史取締役。人にはつらい工程を引受けてくれるロボットを従業員は親しげに名前で呼ぶ。


頭部のカメラで状況を把握し、2本の腕で作業をこなすロボットは、川田工業が開発した。

価格は740万円で150台以上売れた。ある利用企業の工場長は「パートを雇う代わりに考えれば、4~5年で投資を回収できる」と話す。


人とロボットが並んで働く風景が広がり始めた。多品種少量の生産ラインや狭い工場など、従来の大型設備ではできなっかた需要をねらいロボットベンチャーが勃興する。


デンマークのユニバーサルロボットは独フォルクスワーゲンのエンジン工場などに納入。米リシンク・ロボティクスは米アマゾン・ドット・コムのジェフ・ペゾス最高経営責任者が出資者だ。


「人はひとつの動作しかさせられないと著しく疲労する。いくつかの作業を組み合わせた方がよく働ける」。



そう指摘したのは経営学者のピーター・ドラッカー氏だ。人手不足を補い、単調で退屈な作業から人を解放するロボットが同僚になる時代の到来。


「技術をテコに、どう人を生かすかが改めて突き詰めるべきテーマになっている


話は工場にとどまらない。


サイト開発・運営などを手がけるガイアックス。

上田祐司社長はグループで150人いる正社員に「クラウドソーシングを使いこなせ」と号令をかけた。

フリーの技術者や主婦にネットで仕事を頼めるケラウドソーシング。同社もホームページ作成やデザインなどを外注しているが利用するのは正社員の20%どまり。1年以内に100%にするため、クラウドソーシング大手のランサーズを招き、使い方の講座も開いた。


上田が言う。「環境変化が速い。何が事業になるのか考えることに正社員は時間を使ってほしい」。外注できる業務はネットの向こうのバーチャル同僚に委ね、創造的な業務にエネルギーを注ごうとの発想だ。


ホワイトカラーの職場ではコンピューターの存在感が高まっている。「機械が得意なことは機械に任せ、それ以外を人がする。そう割り切って新たな業態をつくらないと生産効率が上がらない」。東大入試の合格をめざす人工知能を開発する国立情報学研究所の新井紀子教授は訴える。


アイデアを形にできる卓上の3Dプリンター、手がふさがっていても膨大な情報にアクセス可能なメガネ型端末・・・・。人の能力を拡張する技術は増える。


「機械は職を奪う敵」との極論にくみせず、働き方の刷新に役立たい。それはロボットやコンピューターにできない人間ならではの仕事の探求でもある。


漫然と機械的な作業に明け暮れる「ロボット社員」の居場所は日々狭くなっている。


  以上



生産労働人口が今後ますます減少してゆくなか、外国人労働者に依存する場合3~5年の短期契約なので、単純労働しか任せられない。選別された永住権を持つ外国人労働者の受け入れの方向を検討するか、生産性向上設備投資促進税制でもロボットの活用並びに省力化設備の導入をより重視した税制にし普及させるか、両方にするのか検討が必要ではないかと思います。






税理士ゆーちゃん より

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