上田桃子と森田理香子の”左足の使い方”に違い
夕刊フジ 掲載
CATレディス最終日最終組で対峙した森田理香子と上田桃子の新旧賞金女王。箱根の対決は、熱戦と呼ぶにふさわしい内容で、抜きつ抜かれつの大接戦だった。その戦いを制したのは上田で2011年のミズノクラッシック以来の優勝であった。
両者のスイングスタイルは対照的だ。
上田が、大きなフォロースルーで飛ばしていくスイングであるのに対して
森田は強烈なアームローテーションでボールを速く、強くたたいて飛ばす。
両者のスイングの違いは、左足の使い方に顕著に現れる。
上田はダウンスイングで左ヒザを飛球線方向にスライドさせ、粘らせてクラブヘッドが加速してくるのを待つ。
一方森田は、インパクトに向かってクラブヘッドを一直線に振り下ろしてくる。加速というより、一気にトップスピードでボールにコンタクトさせようとするスイングである。男子世界ランキングの首位に返り咲いたぽりー・マキロイと似たスイングタイプといえる。
ダウンスイングでの鋭いアームローテーションで、フォロースルーでは左腕と右腕が素早く入れ替わり、ヘッドは猛スピードで走り抜けていく。左ヒジのたたみが速く、右腕が強く伸びてゆく。
トップスイングから、いきなりトップスピードで振り出すために、左ヒザのリードは最小限にして、左腰を素早くターンさせる。左腰をターンさせる(「切る」という表現もある)と、左ヒザは伸びて、瞬間的なエネルギー開放が行われる。
日本男子では、松山英樹がこのタイプで、石川遼は左ヒザのリードが大きなタイプだった。米ツアーーに挑戦しているうちに、スイング調整して、マキロイや松山に似た動きに近づいてきた。
上田のように左ヒザをスライドさせ、加速時間を長くとろうとするタイプのスイングは、ダウンスイングでの左サイドへのウエートシフトが大きくなり、ボールにウエートを乗せていけるというメリットがある。
左ヒザを早めに伸ばしていくスタイルは、スイングのスピードアップに大きくプラスする。
どちらのスタイルがいいのか。問題は、そのことではなく、どちらが自分に適しているかを知らなければならないということ。
フォローースルーを大きくとることを意識してスイングすれば、左腕も伸びて肩、両腕でできる三角形がキープされる。宮里藍のようなスイングがその典型だ。ヘッドターンは穏やかで、インパクトゾーンも長くなる。そのうち方に、スイングへの気持ちよさを感じるなら、その方法をとればいい。
一方、素早いボディーターンと、そのスピードに合わせるためにアームローテーションを意識して行い、早めにフィニッシュ態勢を作ってしまう方が好結果になるのなら、こちらのスイングを身につけていけばいい。
2つの方法を試すことで、自分に適したスイングタイプを選択し、突き詰めていく努力を続けていこう。
以上
私は両方試すような技術はまだ持っていなく、平尾先生の指導はアームローテーションを使わないで、”リズムのある体の鋭い回転”でのスイングで、”右手は返さないで押す”ということですので、上田プロのスイングに近いと思います。
9月に入りましたので、ドライバー・アプローチ等の実践に備える練習もしなければいけないと思います。
忍が丘練習場
9月7日
来週は3カ月ぶりの私市CCの月例
7~8月の練習成果を試すべく、次の事を意識して、7番アイアンで左手1本の素振りと球打ち、次に両手で同じ練習を交互に練習
①リズム良くスイングする
②左手と胸を常に直角になっているイメージを持つ
③両腕ヒジが地面を指すようにする
④グリップエンドを地面に押し付けていくように始動させる。
⑤トップからダウンスイングに入るとき、右手のひらを正面に向けて下にさげる
⑥肩が回った時点で間を置かないで、左手でダウンスイングする
⑦両股関節を使うベルトスイングになるよう、特にインパクト以後左腰の回転に注意する
⑧前傾姿勢を保つようにする
⑨球を打つ時は7割の力でスイングする
今回はスプーン、ドライバーも、7番アイアンの時と同じように、左手1本の素振りと球打ち、次に両手で同じ練習を交互に練習。
距離は思うほど出なかったのですが、安定した打球が出て安心しました。
又アプローチの練習も、両足踵をくっつけ、両肩でストロークする方法で行ったのですが、芯に当たる感じで、これで良いのでは。
月例で90が切れた場合は、報告させていただきます。
税理士ゆーちゃん より
最後まで読んで頂き、有難うございます
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