優駿の故郷~イザベラバードの道~義経神社 / 2015年初冬 アイヌの聖地 二風谷の旅 その13 のつづき(^-^)/

藤谷るみ子先生に、アットゥシカラペでアットゥシを織らせていただきましたヾ(@°▽°@)ノ


柱にオヒョウの経糸を括り付けて腰で引いた原始機、アットゥシカラペの感覚が知りたかったのです。

座って写真を撮るだけなら…と、アットゥシカラペを装着させてもらいました。

織りあがった部分がかけられた棒に、私が手に持っている輪の部分を通します。

自分では中々うまくできない…^^;

アットゥシカラペの装着完了!

腰周りはこんな感じ。あ、後姿も撮影していただくのだった!

これが緯糸。アイヌではアフンカというそうです。そうか、杼じゃないのか。。。
藤谷先生が持っていらっしゃるのが刀杼のようなもの。ペラです。ペラを通して…っと。


おおおっ!姿勢がピンとしますね♪
張力には腹筋が必要なのかな…?と想像していたのですが、腹筋というより背筋と姿勢かも。


織りたそ~にしていたから、、、(というか気合が入りまくりにみえるこのアイヌの鉢巻をした圧力?)、藤谷先生が、昨日の実演のところをどうせ解くから緯糸通して織っても良いわよっと言ってくださった\(゜□゜)/

経糸をペラでしごくように整える。私のビックリした顔が酷い(=◇=;)

ペラカウンニ(糸綜絖)を左手で持ち上げるように引いて開口させてペラを通します。

経糸を傷つけないように通すのが難しすぎるぅ、、、。

実演では難なくされていらっしゃいましたが、ペラを通すだけで一苦労…(@@;

ペラを垂直に立てて、緯糸のアフンカいきます!

緯糸が杼と違って通しにくい…。

垂直にしたペラを水平に倒して

打ち込みます!これが中々打ち込めない…(x_x;)

遠目でみてもハッキリわかる…。

こんなに開いてしまってます((>д<))

織のプロフェッショナルの方々が、「これは並大抵ではない…」と口々におっしゃったのがわかるような…。手軽に自宅でエクササイズ、腰機の原始機♪ってできるかしら~っと思ったのですが、無理!でも綿の紡績糸のミンサーの原始機なら…とか、また怖いもの知らずの野望が…(-_☆)


アットゥシカラペは身体との一体化が必要と知る…。モビルスーツみたい?
実際に織ってみてわかったことがいっぱいです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

藤谷先生、手取り足取り教えてくださり、本当にありがとうございましたm(_ _ )m


「日本の自然布展」アットゥシ織の八寸帯とミニチュア版アットゥシカラペ。
アットゥシの帯、素敵だなあ~:*:・( ̄∀ ̄)・:*:恋の矢


※記事が長くなりすぎたのでわけました^^;

二風谷の旅レポつづきます(^-^)/

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