昨今の着物イベントや着物についての賛否両論を聞き及びました。厳しい意見もより良くしていくためには必要だと思います。でも着物好き同士による蔑みのようなものは意味があるのでしょうか?

 

絶滅危惧種の中で殺しあっているようなものです。

 

安価のものが普及すると、どうしても高額になってしまう上質な素材や手仕事によるものが駆逐されてしまうことを危惧するお気持ちはわかるのですが、いわゆる高級品のものだけが本物の着物ではないのです。高額な着物は実用的とはいえませんし、着る場所もそれなりに選びます。ましてやおいそれと購入できるものでもないのですから。

 

着物は着付けができなければ着ることができないという面倒くさい衣裳ですので、その面倒くさいという思いを払拭するぐらい着物を着たいと思わせる何かが必要です。それは人それぞれですので、ありとあらゆるところにあらゆる形で、様々な着物が存在するということが大事だと思っております。センスに関しては好みの問題ですので…、色々なものがあって良いのでは。

 

何を選ぶかはその人の好みと環境次第でしょう。

 

高価格となってしまう、素材が上質で高度な技を用いてつくられる最上級の着物は、数が少ないこともありますが、多くのきものエンドユーザーにとって、おいそれと目にすることがないという状況が、どうなのかな…と思います。

 

最上級の着物をみることができる例としては、百貨店の外商顧客のみの会や老舗呉服店の特別な展示会になると思いますが、こういったものは招待がなければいくことができなかったり、みるだけというのが難しかったりします。

良いものはより多くの人に知っていただきたい…と「きものカンタービレ♪」では、できるだけご紹介しておりますが、購買に結びつき喜ばれることが多い中、ネットで公開されることによって作品を模倣されるかもという危惧や、他の顧客の方による申し入れがあったり、理解されつつもありますが、難しいこともあります。

 

できるだけたくさんの人が、様々な着物をみる機会に恵まれますように。

着物の普及はそこにかかっているように思います。

 

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「暑さ寒さも彼岸まで」といわれますが、今年はお彼岸を過ぎてから暑さがぶり返しました。日本全国、いたるところが真夏日のようです。そして湿度も高い(@@;;

 着物は着たい…、けれども歩いたり電車に乗ったりしたら汗をかく…、でも9月に麻や夏ものを着ると、着物警察(←言い得て妙)に注意されるから、着物を着ることを諦める…という人、かなりいらっしゃいます。

 

諦めずに、洋装のように着たいものを着ましょう♪

 

着物は年齢によって似合うもの似合わないものがありますし、状況によっては着ることができないこともあるかもしれません。いつまでも若くはないのです。着たいものを着ておきましょう。

 

 一人でも多くの人が日常に着物を着るようになるには、着物を日常に着て生活している側が<リアリティある例>をみせて慣れさせていくことが有効と思っています。

 

呉服業界の方も衣更えの着用ルールにこだわるというか日常着物もマニュアルにしばられる方がほとんどですが、店頭で着物を着ていても通勤は洋装の方が多いのが実状。空調の整ったビルの中での経験は、電車に乗ったり外を歩くときの経験とは別のことです。呉服業界こそ着物を着るべきという意見もありますが、様々な経験値があってほしいという意味では同意しますが、着物を着ることがパフォーマンス的な形だけのことでしたらあまり意味はなく、臨機応変に考えられないならむしろ厄介ぐらいに思っています。

 

歩いたり電車に乗ったりしたら暑い日は汗をかきます。「きものは暑いから着ない、汗をかくとお手入れが大変だから着ない」という人が大半だと思います。でも、きものを着たい人は多いのです。そうした芽を摘まないように願うばかりです。

着物警察は洋装の方がほとんどのように思いますが、ご自分がマニュアルにしばられて、着物が着たいのに暑くて着られない八つ当たりなのかしら…と思うこともあります(・_・;)

 

 

所用あって、横浜からみなとみらい、元町への移動にシーバスをつかってみました。

なかなか快適な移動♪image

時間がかかりすぎるといえばそうなのですが…、平日は空いているので海の移動は快適です。

ベイブリッジがみえてきました♪

風を感じるのが好きなので、オープンデッキにいますが、髪型はボサボサになります^^;

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【9月27日の装い】横浜◇晴れ(湿度78%、蒸し蒸し) / 最低気温24℃ 最高気温30℃

 

紺仁の鳥に唐草更紗の片貝木綿の綿縮

ぬぬぬパナパナの亀田恭子の苧麻×絹の交織帯をコーディネート

帯あげは木村孝先生から頂戴したもの。微妙な色目がとても重宝しております♪

帯〆は京都井澤屋。

しな織工芸石田のしな布の日傘に、松枝忍の芒に兎の古布コラージュ籠バッグ

 

綿縮は水洗いできるので気兼ねなく着て歩きまわっておりますが、綿は暑いあせる

麻はさすがに軽すぎるようには思いますが、30℃超えたら麻でも良いと思います。

 

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祇園祭(7月17日) 前祭 山鉾巡行 くじ改め / 2016年祇園祭 その20 のつづき

 

四条烏丸から地下鉄に乗って烏丸御池へ移動。山桙巡行の日は交通規制がされタクシーでの移動ができませんので、地下鉄はものすごい人で乗れないのではないかしらん…と危ぶんでいたのですが、余裕で乗ることができました。都内のラッシュに比べたら混んでいるともいえないぐらい、隅田川花火大会と比べたら空いているぐらいの印象です。花火大会は屋形船でも猛暑の中3〜4時間待ちとか当たり前ですし、ディズニーランドに比べたら待ち時間も少ない。そう考えると祇園祭の混雑は心配するほどのことはないです。ただ京都の夏は湿度が高くて蒸し暑い@@;;

 

しかし地下鉄から降りて地上へあがると、烏丸御池、御池新町の交差点にはどちらも既に人垣ができていて、これは観覧は無理だな…と諦めました。ゆえに、山桙巡行の見どころのひとつである巨大な鉾を90℃回転させる「辻廻し」はみれておりません。゚(T^T)゚。 次への楽しみをいくつか残すこととなりました。←前向き

 

新町通りの藤井絞さんへ。

藤井浩一社長のご好意で藤井絞の社屋の2階から観覧させていただきました。

ここは山桙巡行で各山桙が鉾町へと帰る通り道。一方通行で鉾がギリギリ通れるぐらいのところを屋根方さんが電線にあたらないように調整しつつ進むところがみれる超穴場スポットなのです。

予定では新町御池を11:30頃に通過となっていたので、藤井絞さんがある新町通りの蛸薬師付近は12:30前ぐらいかなと思っていたのですが、先導するパトカーがやってきたのは13:00をまわっていました。

長刀鉾がやってきました!

お稚児さんは御池新町で役割を終えて降りられるので乗っていません。

こちらでは、鉾の位置と同じ高さでみることができますヾ(@°▽°@)ノ

懸装品の胴懸も至近距離。鉾に手が届きそうなぐらい目の前です!

四条通では鉾の左側面を、新町通りでは右側面を。

 

会所巡りで拝見する懸装品も素晴らしいですが、動く美術館を実感できるのは、やはり山桙巡行です。こちらはベスト観覧スポットでしたヾ(@^▽^@)ノ

 

山鉾レポつづきます♪

 

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