雪花絞りの張正さんへ その2 / 有松絞りを巡る旅 その8 のつづきです(^-^)/
きもの カンタービレ♪

雪花絞りを求めて伺った張正さんですが、素晴らしいものをたくさん見ることができました目
きもの カンタービレ♪
草木染の夾纈折縫い絞りですドキドキ
きもの カンタービレ♪
これらは、資料として残されている貴重な非売品。
きもの カンタービレ♪

張正さんでは、折縫絞りもつくられています。
つくっていらっしゃるのは、伝統工芸師士の鵜飼正巳さん。鵜飼良彦さんの弟さんです。
きもの カンタービレ♪

反物を4cm位の幅で屏風状に折り畳んでいき、模様をつくるように縫い締めます。
それを染めあげ縫い目を解くと、縫った形が模様となって現れます。
きもの カンタービレ♪

ミシンをつかったり和紙を入れ込んでいたりとさまざまな工夫がされていました。
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さまざまな幾何学模様ができるのだそう。
雪花絞りは染料の関係で木綿しか染められないそうですが、こちらは紬地でもできるという
お話でした。近いうちに紬地に折縫い絞りのものも染めていただきたいな~と思ってます♪
きもの カンタービレ♪
麻の葉
きもの カンタービレ♪
亀甲
きもの カンタービレ♪

次は、豆絞りです(^-^)/
有松レポ、まだまだつづきます~。

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あれから2年。
あの日、人と人とのつながりを改めて考えさせられ、当たり前のように暮らしていることが
当たり前ではないということに気づかされた日でもありました。

私はきもので生活しています。現代の生活ではきものはなくても困らないものです。
でも日本人にとってのきものは、ただ肌を隠すものでも寒さをしのぐためのものでもないはず。
今の形になった歴史と伝統だけでなく、製作に携わった多くの人や様々な人の想いを受け
継いでいくものです。
被災地東北ではきものを着る方が増えているとお聞きしました。
きものは日本人にとって大切なものですが、失いかけてから気がつくものとなりつつあります。
私は作り手にはなれませんが、きものを着る人であり買う人でありつづけたいと思っています。

被災地の1日も早い復興と暖かい春の到来を。
きもの カンタービレ♪

朝香沙都子拝


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