今日の日経新聞一面トップにやっと出ましたね。
ヤマト運輸も佐川急便も“運賃の値上げ交渉”を昨年からしていました。
サービスレベルは10年前に比べて格段に向上しているのに
デフレの影響で運賃は下がり続け、荷主側である消費者の要求レベルは高くなるばかりで
物流会社は大変な思いをしてきました。
下請けは、下がる一方の運賃、高騰する燃料費で疲弊し、
更に深刻な人材不足で存続の危機にさらされる運送会社が多い中、
今回日経が取り上げたヤマト運賃値上げのリリースは、
業界全体で大変プラスになる事だと思っています。
無料配送なんてこと自体が本来おかしなサービスであり、
運賃がかかるからネットでは買わないのであればお店で買えばいいのであり、
適正なサービスを受けるには適正な運賃を支払うのが本来の資本主義の姿だと思います。
トラックの配送運賃も昨年秋ごろから確実に上がっています。
お客様も消費者の皆様も社会インフラを守る為に物流業界を是非理解してもらいたいものです。