一関図書館の一階駐車場にツバメが巣を作っている。
もう巣立つ頃だと覗いてみると未だ子燕たちが元気そうに大口を開けて餌を待っていた。
巣の中には4羽、所狭しと窮屈そうに並んでいる。
巣立ちはもう間もなくだが、ここは駐車場なだけに頻繁に車が出入りしている。飛び立つ時には絶対に地面に落っこちないよう祈っている。
私が未だ小さかった頃、我が家にも毎年のように巣を作っていた。
築160年以上の我が家では、以前は玄関の上部を解放していたものだが、今ではすっかりと締め切ってしまったものだからツバメが来ても入りようがない。
4月に入り、あちらこちらにツバメの飛ぶ姿を見るにつけ、玄関の上部を解放したいといつも思うのだが、糞の掃除が大変だと母が嫌う。
そのうちいつかは玄関の上部を解放したいと思っているが、それはずっとずっと先でいい。