2号は、難聴で東大病院にかかっているわけですが、
先日の聴力検査の結果はこんな感じで( ★ )
人工内耳に関するお話はされなくなりました。
で、この「人工内耳」。
病院によって勧めてくる時期が違うようでして、
例えば東大病院の場合、1歳半までに(だったかな?間違っていたらすみません)が基準で、
でも2号の場合はCHARGE症候群=成長がゆっくりなので、
2歳の時点で判定しましょう、というお話でした。
また、2号がかかっている耳の療育施設(@豪徳寺)の先生も、
確か、聴力検査がしっかりできる時期=2歳位を基準として、
とおっしゃっていた気が(ってのもうろ覚えですみません)。
一方、ヨーロッパのとある国では、生後2ヶ月の時点で勧められた、という人もあるとか。
で、まあ、そのオペの時期については置いといて・・・
ちょっと人から裏話を聞いて驚いたのがですね・・・
なんと、人工内耳って、維持費がすごいかかるそうね?!
電池代もかかるし
(補聴器よりもはるかに消耗が早いらしい)、
機械だから故障する可能性もあり、
そうすると、コード一本が万単位、とか
機械だから最新機種がどんどん出るわけで、
買い替える必要性も出てくるわけで、
そんなこんなで生涯でかかる維持費が1000万円と言われているとか
あと、病院側としては、国からお金をもらうために
内耳・中耳に関するオペを年間30件以上やらなければならないそうで
(うち、人工内耳埋込術は1件以上)、
そのためにどんどんオペをやりたがる医師もいるとか
※具体的には、こちら( ★ )とこちら( ★ )に法令が載っているので、
興味がある方はご覧ください。
聴者(=聴こえる人)としては、
ろう児(=聴こえない子)の親となると、
聴こえるようにしてあげたい!
耳で聴いて、口で話せるようにしてあげたい!
と一度は思うもので、
「人工内耳をすれば聴こえますよ」と言われると、
飛びつきたくなるものです。
が、頭を打つ可能性のあるスポーツはできなくなるし、
水泳もできなくなるし、
いろいろと制限も出てくるわけで。
また、それでもやはり、聴者と同じようには聴こえないわけで、
結局、大人になって「外す」人もいるそうです。
そして、外す人の割合が50%とか。
先日のろう学校は、
先輩ママさんのお話を伺う会
だったのですが、
何人かのママさんが、悩みに悩んで人工内耳にした、とおっしゃっていました。
オペをすれば後戻りはできなくなるし、
ほんとに、大きな大きな決断を迫られるものだな、と改めて思いました。
2号も、一旦は人工内耳という選択肢はなくなりましたが、
今後の聴力検査で、
「やっぱりあまり聴こえてなかったね、どうする?人工内耳」
という話が出てくるかもしれません。
その時はたぶん、人工内耳をしている、って人に
手当たり次第ヒアリングしてまわるだろな~。
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