人工内耳の裏話 | 育児で育自

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2007年9月生まれの長男(軽度知的障害)&2010年6月生まれの次男(CHARGE症候群)の兄弟愛や育児&育児を通しての育「自」日記。


2号は、難聴で東大病院にかかっているわけですが、


先日の聴力検査の結果はこんな感じで( クリック

人工内耳に関するお話はされなくなりました。



で、この「人工内耳」。



病院によって勧めてくる時期が違うようでして、


例えば東大病院の場合、1歳半までに(だったかな?間違っていたらすみません汗)が基準で、

でも2号の場合はCHARGE症候群=成長がゆっくりなので、

2歳の時点で判定しましょう、というお話でした。


また、2号がかかっている耳の療育施設(@豪徳寺)の先生も、

確か、聴力検査がしっかりできる時期=2歳位を基準として、

とおっしゃっていた気が(ってのもうろ覚えですみません汗)。


一方、ヨーロッパのとある国では、生後2ヶ月の時点で勧められた、という人もあるとか。



で、まあ、そのオペの時期については置いといて・・・

ちょっと人から裏話を聞いて驚いたのがですね・・・



なんと、人工内耳って、維持費がすごいかかるそうね?!


電池代もかかるし
(補聴器よりもはるかに消耗が早いらしい)、


機械だから故障する可能性もあり、

そうすると、コード一本が万単位、とか


機械だから最新機種がどんどん出るわけで、

買い替える必要性も出てくるわけで、


そんなこんなで生涯でかかる維持費が1000万円と言われているとかビックリ



あと、病院側としては、国からお金をもらうために

内耳・中耳に関するオペを年間30件以上やらなければならないそうで

(うち、人工内耳埋込術は1件以上)、

そのためにどんどんオペをやりたがる医師もいるとかビックリ


※具体的には、こちら( クリック )とこちら( クリック )に法令が載っているので、

興味がある方はご覧ください。




聴者(=聴こえる人)としては、

ろう児(=聴こえない子)の親となると、


聴こえるようにしてあげたい!


耳で聴いて、口で話せるようにしてあげたい!


と一度は思うもので、


「人工内耳をすれば聴こえますよ」と言われると、

飛びつきたくなるものです。



が、頭を打つ可能性のあるスポーツはできなくなるし、

水泳もできなくなるし、

いろいろと制限も出てくるわけで。


また、それでもやはり、聴者と同じようには聴こえないわけで、

結局、大人になって「外す」人もいるそうです。


そして、外す人の割合が50%とか。



先日のろう学校は、

先輩ママさんのお話を伺う会

だったのですが、


何人かのママさんが、悩みに悩んで人工内耳にした、とおっしゃっていました。



オペをすれば後戻りはできなくなるし、


ほんとに、大きな大きな決断を迫られるものだな、と改めて思いました。



2号も、一旦は人工内耳という選択肢はなくなりましたが、


今後の聴力検査で、

「やっぱりあまり聴こえてなかったね、どうする?人工内耳」

という話が出てくるかもしれません。



その時はたぶん、人工内耳をしている、って人に

手当たり次第ヒアリングしてまわるだろな~。





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