つつきだーっ!
あいかわらず、眺望よし。
米原方面。
きれいな避難小屋が建ってます。
去年は中をのぞいたっけ。
@10:42
6合目(990m)
綺麗な避難小屋を過ぎると6合目。
むむ、なんだか風の動きがおかしい。雲行きも非常によろしくない。
確か下界の天気も山の天気も良いは良いはずだが。
六合目。
んんっ?
@10:59
7合目(1080m)
ここら辺りまで登ると急傾斜という事もあり抜群の高度感。下界に吸い込まれそうです。眺望が見事。
ここで東方向からどんどん雨雲と雷鳴が。
遮るものが一切無い、窪地も無い伊吹山。雷が落ちたら逃げ場無し。雨はカッパを着ればどうにでもなるが落雷に遭ったら最後だ。ゾッとしますな。
言ってる間にバラバラッと雨が。急いでザックにレインカバーを装着、雨具を着る。少々急ぎ気味で足を進める。
山道がだんだんと、雪が解けてしまったり、前々日の雨だったりで泥々になってきた。
七合目。
福井方面(ざっくりすぎる)。
@11:30
8合目(1220m)
雨は降ったり止んだり。雷鳴は遠ざかっていくが、雷の許容範囲は何十キロにも及ぶ。
ここから8合目を過ぎ9合目までより急登急傾斜になり、岩場も連続。
雪解けの泥水泥がジョボジョボ山道を流れ、ぬかるんでいる。
幾ら登山靴とは言え、多少は滑る。
8合目で少しばかり平坦な道になった所にベンチがある。ここで小休止。
八合目。
けっこう雨が降ってきたので
ザックカバーを装着。
私は雨具を装着したんだっけ?自分の写真がないからわからんのです。
この後は雷が鳴るわ雨が強くなるわ。
ツルッとしてさえぎるもののない伊吹山。雷が鳴ると逃げ場がないので危険です。
しかしここは八合目、もう引き返せないからひたすら山頂をめざすほかなく。
山頂には茶屋やトイレがあります。
今日は晴天の予報だったのに、なぜだー!
11:46 再出発
9合目(1320m)を過ぎると山道がかなり泥々。山頂手前にはたっぷり沢山の残雪斜面が。真っ白な雪はあまり無い。登山者の歩いた跡で土色になり、バニラ&チョコのミックスソフトクリーム状態。
伊吹山は観光ピクニック気分で登る人も多い。天気が良ければどうにでもなるが、この雨と風。気温もグッと冷える。こういう時、装備が万全だと安心だ。
山は天気が変わりやすい。逃げたくてもコンビニやお洒落なカフェなどは無い。
ホント嫌だけど、でもこれも楽しい。天候が良ければそりゃあもうアホになるくらい心地よくて楽しい。
山はあらゆる魅力に満ち溢れているのです。
山頂付近。えらい雪です。
アイゼン持ってないから、慎重に歩きます。
その横で若い子はキャーキャーいいながら
いっきに滑り降りてました。
若さってすばらしい。
それにしても、強風のためトイレに行くにも寒くて一苦労。
下山は雨具を装着することにしました。ビバ!ゴアテックス!
(けっきょく雨も上がり、暑くて八合目で脱ぎました。雨の日は面倒くさいです)
@12:17
伊吹山山頂(1377m)
大休止
元々独立峰のように聳える伊吹山。普段から山頂付近は風も強いのに、今日はこの天候だ。強烈な風と雨。
山頂には幾つか山小屋があり、宿泊は出来ないが食事、休憩、仮眠が出来る。
ご来光を見る夜間登山が有名な伊吹山。夏の期間は予約して宿泊というか仮眠が出来るようだ。
山頂の神様に参拝。
本日も無事登らさせていただきました。
この後も無事下山出来ますように。
山小屋の横で風をなんとか避けながらバーナーで食事中の親子が!ツェルトを被った子供がちょっぴり震えながらご飯が出来るのを待っている。
親が登山愛好家か山岳部出身なのだろうか。強いですなあ。
相方もバーナーでやろうと言いましたが(結構根性座ってます)、僕はもう面倒なんでそそくさと相方を山小屋へ誘います。ここで昼飯。大休止。
食事を終えた頃、相変わらず寒くて風は強いものの雨は殆ど上がった。
13:26 下山開始
そうそう、去年まであった測候所は解体されていた。これも残念。
泥々になった岩場の急坂を慎重に下りる。
8合目
ベンチにて小休止。
天気も晴れてはいないが大分落ち着いたようだ。暑くなってきたので雨具を脱ぐ。山道もどんどん乾いていく。
14:20 再出発
名残を惜しみます。
@15:12
5合目
小休止。
相方がバーナーで温かい飲み物を作る。扱いも大分手慣れたものだ。
15:27 再出発
アマナ。天気の悪い日は開かないそうです。
どうりで、どの子も恥ずかしがってる。
@15:42
3合目
ここまで来たらもう一息だ。散策気分でピステジャポンの高原を歩く。
あ!
うんせ!うんせ!
写真とってー!
@16:05
2合目
左脇道に入った所にある白山神社にて小休止。ここから例の難所、急坂が待っているので足を休ませる事に。
16:25 再出発
無理せずゆっくり難所急坂を下りる。どうやら膝痛は無いようだ。ストックも使わずに済んだ。少しは人並みになったように思う。
@16:39
1合目
一合目に戻る。
去年私はここで、疲労のあまりとうとう座り込んでしまいました。
今年はだいじょうぶみたい。けっこう体力ついたかな?
@17:08
三宮神社登山口
下山。暫し休憩。
@17:25
駐車場
ザックなどを片付け、軽装に着替え、17:48 出発
@18:24
米原名神ICに入る
@18:35
多賀SAにて夕食
大休止。
立派なサービスエリアだ。ここの王将の美味さには驚いた。自家製の辛くて辛くて旨味たっぷりのラー油!しょうがの効いたギョーザの美味さ!ラーメンも焼き飯もかなりのレベル。たらふく食べて一服。
19:42 再出発
@20:46
大津SAにて休憩
21:02 再出発
@21:30
吹田ICを降りる
@22:14
自宅到着
相方にはいつも感謝。運転の上、ザックを背負って重いカメラを下げてのハードな山行。小さな身体で本当に大したものです。頭が下がります。
しかし伊吹山、良い山だ。ドッと疲れるがすこぶる心地よい。
山って本当ええよね。
△△△
最標高
伊吹山(1377.3m)
標高差:1184m
全歩行距離:約11km
全歩行時間:
8時間7分
(休憩・食事など含む)
使用地図:
国土地理院発行2万5千分の1地形図/美束、関ヶ原
山と高原地図
No.44/御在所・霊仙・伊吹