2010年9月18日赤岳(八ヶ岳) その4 | ハーピン・ジョーの山フォト日記

ハーピン・ジョーの山フォト日記

HARPIN’JOEの山登り写真です。
photo by tiny

つづき~!



@7:05
出発。

昨日登ってきた赤岳の急峻な岩稜を下る。
あれだけの急斜面の岩場だから、さぞ下る方が危ないだろうと思っていたが、これが案外大丈夫。
鋭いスリリングな高度感も心地良く、360度の峰々、山並み、眼下に広がる雲海を楽しみながら一気に下る。

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@7:35
小休止。
昨日と同じ、赤岳展望荘の裏にて一息。
7:45 再出発。



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地蔵の頭にて地蔵仏様に挨拶。
昨日は通り過ぎただけだったので。
無事下山出来ますように。

さて、ここから赤岳を背に主稜線を横岳へ。昨日の赤岳へのコース以上に次々とスリリングな岩稜歩きが待っている。
また、ゆったりとした尾根道もあり、夏は花畑が広がっている場所でもある。

梯子場、斜面をトラバース、岩稜登り、鎖場、かなり狭い痩せた岩稜尾根のてっぺんに登り、また梯子場。
途中の崖そのものの様な、ゆうに50m以上はある岩稜登り!最高だった。

登りきったところで赤岳頂上山荘のご主人に会う。ちゃんと僕たちの事も覚えてくれていた。

これから夏沢の方まで行かれるそうだ。
山小屋で働く人にとってここは仕事(営業)で行き来する日常の道。
足元は釣り人が履く長靴。装備はウエストバッグのみ。
プロは違う。



しかしさっきから何だこの楽しさは!
尾根の両側がずっと下方まで落ちているこの高度感。切り立った崖っぷちスレスレなところも時々あったりするが、
注意して慎重に足を運んでさえいれば問題は無い。

岩に、地に、手をかけ足をかけ一歩ずつ、一歩ずつ。

この楽しさたるや。

全身を駆け抜け、胸を焦がし、無心の境地になるこの感覚を、本当に何と言えば良いのか。
身体の中に宇宙がある。身体の深淵から湧き上がる無限大の小宇宙。

苦労して山中を歩いている時、命そのものが全身全霊で声をあげ、
身体中の細胞の隅々まで、ああ生きている!と感じる事が出来るのだ。



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つづきます