つづき。
山頂広場にて食事・休憩
さすが、金剛山。沢山いらっしゃってます。
ケータイにメールが入っていて確認すると私の生徒T氏から。
60才前後の氏は金剛山に日課のように日々登っている登山の大先輩。
時折金剛山山行中に素敵な写真付のメールを下さる。今日も写真付で、
9:30過ぎに既に下山しますとの事だから早朝からまるで散歩のようにサァーッと登って
サァーッと下山しているのでしょう。
山を歩いていていつも思いますがあの年代の登山家の健脚ぶりには驚きです。
Tさん、また山のお話し聞かせて下さいませ。
@12:40
食事休憩を終え、転法輪寺(てんぽうりんじ)で参拝。国見城跡地にて山頂撮影。
@13:05
再出発。
来た道(青崩道)へ戻り、少し歩いたところで分岐を右へ。
@13:20
大日岳山頂
(標高1094m)
こぢんまりした山頂で、賑やかな金剛山の山頂広場よりも、山々していてミニミニ高原な原っぱな感じがあり、個人的にはこちらの山頂が気に入りましたね。ちらほら何人か登山者がお食事しておられました。
少しばかり景色を眺めたり記念撮影したりして六道辻方面へ。途中細い細い、道端30センチほどの如何にも山深い山道、尾根道を歩きます。
@13:47
六道辻分岐(標高960m)
メインルートとなる右へ。
野趣な細い山道がたまりませんね。
@14:05
太尾塞跡(ふとおさい)分岐。
(標高735m)
地元の方が犬を連れてベンチで休憩中でした。
分岐を右に行って坂を下りきると広い林道が。地形図、コンパスで確認するとこの林道は
ガンドバコガ・ルートのようだ。この先はカヤンボ谷やガンドバコガ林道、水越峠へ至る。
私たちの予定しているルートではないので太尾塞跡地分岐まで戻ることに。
途中かなりの急坂。フィクスロープがある。慎重に進みます。細い山道もちょくちょくあり。
低山、高山に関わらず、ズルッといくと崖のような急峻な山の斜面をゴロゴロ滑落してしまう道が
当たり前のようにあります。注意さえしていれば楽しい楽しい山行です。
暫く進むと今度は本当に崖。落差20メートルくらいはありましたかね。
崩れてしまったのか、ほんの2メートル程の距離ですが片足分もない、
フィクスロープが掛けてある道端10センチくらいのところが。
手前に迂回ルートを示す赤テープがありましたが、ここはひとつ経験という事で慎重に渡ります。
下を見てはいけないのですがチラッと見るとヒヤッとしますね。
高所恐怖症ですから怖いと言えば怖いですが山中では不思議と大丈夫です。
清々しい尾根道や細い山道、そして急坂が続きます。
@15:43
かなり標高も下ってきたところでちょっと休憩。
@16:10
太尾道(太尾西尾根ルート)終了。コンクリートの林道を右へ曲がり下り水越トンネル脇の林道に出る。
@16:14
水越トンネル脇の林道、車の前到着。下山。
一休み。
我慢していたトイレを済ませ、ストレッチ、余った水と雑巾で靴の汚れを少々落とす。
タバコを一服。
@16:43
帰路につく。
@17:20
帰路途中、かつ満 というお店にて夕食。むちゃくちゃ美味いではないか。腹いっぱい。
@19:40
帰宅。
金剛山、素晴らしい山でした。また必ず行きます。
△△△
@最標高
金剛山(1125m)
@全歩行時間
8時間24分
(食事・休憩含む)
@全歩行距離
約8,5km
@使用地図
国土地理院
2万5千分の1地形図
御所
山と高原地図
金剛山
いつも使用しているコンパスは定番、SILVA(シルバ)製のものです。
少しずつ地図も読めてきまして、家で山行計画立てながら、或いは山行を済ませた後などに地図見てると色々楽しいですね。地形図上でイメージ登山。たまりません。
△△△
翌日、次の氷ノ山はこれまでで最も本格的な登山となる山なので、
好日山荘にて相方がツェルト(RIPEN/ライペン)を購入。
ツェルトとは簡易テントの事で、非常事態の際、テントの代わりになったり、バサッと被ったり様々な用途となる登山必需品。
併せて4ミリの細引き(細いロープ,ザイル)を10mと、ツェルトを立てる時用のペグを2種類購入。
ついでに先月モンベルにて購入したビクトリノクス社製の十徳ナイフ用に、キーチェーンも購入。
しまった、金属製ワイヤーじゃなかった。というか細引きを結んでおく方が良かったか。
近いうちにツェルトを立てるトレーニング登山をしに行こう。これは楽しみだぞ。