Angelina & Tommy です。
いつもブログご訪問有難うございます。
アメリカ西海岸は土曜日の朝です。
今年もあと半月ちょっとですね。
月日が経つのはあっという間
来年はアメリカ社会人生活20周年記念です。
自分で言うのも何ですが
「良く頑張ったね!」と褒めたくなります。 笑
他の国でサラリーマン生活を送った事はありませんが、
アメリカの場合はフリーランスと変わらない感覚だと思います。
年功序列なんてとんでもない事
ただ頑張っているだけではサラリーマンは続けられません。
お給料分の結果を出す事が求められます。
長時間働けば良いワケでも有りません。
どれだけの仕事をこなしているのか?を問いただされます。
日本人がアメリカ企業でサラリーマンをしたがらない大きな理由の一つ
それは自己アピール能力がアメリカ人に比べて低いからかもしれません。
アメリカ人は話す事が得意です。
自分の意見をバンバン言います。
正しい間違っているなんてお構い無しに
ところが日本人は口で言うより行動の方が大事だと思っていますよね?
ですから、印象が薄くなりがちで自己アピールが低い様に見えてしまいます。
大きな事を言って結果を出せ無い人
口が達者ですぐに他人のせいにする人
責任感の無いいい加減な人
言ったらキリが有りませんが、そういう自己アピールの上手かったサラリーマンをイヤな程見て来ました。笑
そんな中で同じ会社で長年働いている人やリクルーターに引っ張りだこなアメリカ人もいます。
社会人全体の割合からみると少数になるかと思いますが
アメリカでサラリーマンとして生きていくためには、その少数派に属する事が大事だと思います。
日本育ちの私にとって、自己アピールが出来るまでにはかなり時間が掛かりました。
それは口先だけの人間にならないために、
静かに経験を積む時間が必要だったからです。
20年経った今、職場で自己アピールをしなさいと言われたら、そんなに難しい事では有りません。 笑
これも長年の経験のおかげです。
先日、休日出勤をしていた時の事です。
一番上のボスがたまたま事務所に立ち寄りました。
誰も出勤していない中、一人で仕事をしていました。
(残業や休日出勤に私のポジションで仕事をすると時給で計算すると1.5倍支払わなければいけません。 ボスは私にそれだけの成果を上げて欲しい事でしょうね)
ボス 「どう、忙しい?」
私 「はい。 ⚪️⚪️の案件でかなり忙しいです。」
ボス 「どこの企業を担当しているの?」
私 「 A企業、B企業、C企業........などなど。 現在、同時進行中の案件は100件以上です。」
実はうちのチームが担当しているほとんどの企業の⚪️⚪️の案件は私の手に....
⚪️⚪️の案件は誰もがイヤがる難しく面倒な案件。
ボスが私のオフィスを見回して、
「かなり多いね。」と言ってオフィスを去りました。
最近、サラッと自己アピールをするクセが付いたな~と自分で驚いています。笑
ただ頑張っている!では伝わらないんですよね。
何をどれだけ? という事を短時間で分かり易く伝えるのは大事です。
上司との会話の中で
どういった種類の案件 (難易度をハッキリと)
どれだけの数の案件 (量の多さを明確に)
誰相手の案件 (どれだけ大事な相手に)
正しく自分の価値を相手に伝える事が自己アピールになのだと思います。
こんなふうにアメリカで学ぶ事が出来たのも、私を事務所に呼んでくれたボスの好意に感謝したいというシンプルな思いからだと思っているのですが....
海外で働く場合や海外の人たちと仕事をする場合には、自分がどれだけ価値の有る仕事を出来るのかをハッキリと明確にすることが必要なのだと思います。
最後までお読みいただき有難うございました。