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10月13日（木）19:00〜20:50
＠渋谷ヒカリエカンファレンス
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上記の心理学講座を開催するにあたり、
神話と心理学って何の関係？、、、と思われた方のために
きょうから、５回くらいに分けて、
神話に学ぶ心の成長モデルについて書いていきたいと思います。
お越し頂けるみなさまも、
残念ながら行けない！という方も、
ご興味お持ち頂けましたら、ぜひ、お付き合いください。
まず、
神話というと、
いわゆる言い伝え？とか、
昔話のひとつ、って思いますよね。
そんな神話を、単なる絵空事ではなく、
潜在意識や無意識に静かに眠る膨大な情報が、
物語の形を借りて語られているものと捉えたのが
比較神話学者のジョーゼフ・キャンベルです。
彼は、世界中のあらゆる地域に語り継がれる神話や伝承を調べあげ、
そこに共通するモチーフ、決まり事があることを見つけます。
それが、
英雄の神話的冒険を
人間の心的探究の物語として捉えた、「ヒーローズ・ジャーニー理論」です。
本格的にご興味のあるという方は、文末に書籍のリンクを貼っておきますので、
ご参考にどうぞ。
さて。
ヒーローズ・ジャーニーは、
名もない英雄が、運命に導かれ、
困難に立ち向かって、克服し、
宝物を手に入れ、
真の英雄として故郷に帰還するストーリーです。
それは、
時代と国境を越えた、英雄の【成長モデル】です。
いっぽう、
キャンベルは、困難に立ち向かうすべての者は英雄であるとも言っています。
つまり、
ヒーローズ・ジャーニーのプロセスは、
神話に描かれたファンタジーであるとともに、
私たちの誰もが経験し得る、現実の物語でもあるわけです。
そんな「ヒーローズ・ジャーニー理論」をベースに、
僕たちのカウンセリングでの臨床を
かけ合わせながらお話していくのが、今回の講座です。
ですから、神話をたくさんご紹介していくというものではなく、
神話から見いだされたココロの成長モデルになぞらえて、
私たちの人生へのヒントをお伝えしていきたいと思っています。
今回、このテーマを、第一回目の講座でご紹介したかったのは、
ポイントポイントでの切り抜け方や解決方法は、
全体を捉える視点があってこそ、役に立つと感じているからなんです。
困難や、問題と感じる状況の渦中にいると、
この状態がずっと続くのではないか、と絶望的な気分になることもあります。
また、なかなか打開できない状況の中で、
これから先どうすればいいのか？と途方にくれることも。
そんな時、
心の成長モデルを理解しておくことで、
今、自分がある状況を理解し、
どんなアプローチが有効で、どんな対処が効果的か、
が見えてきます。
また、
自分らしく、幸せな方向に進むためには、
どんな才能を活性化させると良いのか？
にも気づくことができる。
そして、
渦中にいると、
どうしょうもなくて、どん底で、
解決策なんてない様に思えることが、
視点を変えてみることで、
幸せの方向に流れる、
”大きなプロセス”
ろ感じ取ることもできるようになると思っています。
たとえば、
「離婚したい」とパートナーから突きつけられた時、
不妊や、流産などと向き合う時、
お金や仕事に関する問題が現れた時、
（これらは全部僕たち夫婦が向き合ってきたことでもあり、
また、クライアントさんからいただくご相談の上位でもありますが）
絶望を感じる様な出来事が、
実は、
もう一度自分の人生を歩き始める、
ターニングポイントになる、
と、いうことです。
そんなポイントを、ヒーローズ・ジャーニーでは、
Calling＝天命の時、と呼びます。
つまり、
今は困難と感じるようなことでも、捉え方次第では
幸せに向かって動き始めるポイントにできる、ということです。
と、早速長くなってきましたので、続きは次記事で。
次回は、全体の流れについてお話します。
◆書籍紹介◆
ジョーゼフ キャンベル (著), Joseph Campbell (原著), 馬場 悠子 (翻訳)
神話の力 ジョーゼフ キャンベル (著), ビル モイヤーズ (著), 飛田 茂雄 (翻訳)
千の顔をもつ英雄 ジョーゼフ・キャンベル (著), 倉田真木 (翻訳), 斎藤静代 (翻訳), 関根光宏 (翻訳)
英雄の旅 キャロル・S・ピアソン (著), Carol S. Pearson (著), 鏡 リュウジ (監修), 鈴木 彩織 (翻訳)
こちらは、現在販売がないみたいですが、
ビジョン心理学や、チャックスペザーノ博士をご存知の方は、
一番体系だっていて分かりやすいです。
成功する心理モデル 栗原英彰（著）
10月13日（木）19:00〜20:50
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