鉄で男雛作る その三 | 溶接の火花

溶接の火花

金属造形家、高橋洋直の備忘録。

こんばんは。






実際の製作に比べて少し更新が遅れているので、久しぶりの連日更新です。





前回の更新分で頭が何となく出来たので、下半身背中側から。







前側と同じようなパーツを作る。








裾(きょ)になる鉄板を裏側に溶接。





これが付くと頭をいじるのに取り回しづらいので後回しにしました。







背中側を溶接したら次はこんな部品。









叩く。









側面になる。










溶接してグラインダーかけるとこうなる。












また帯状の板を二枚切り出す。








こうして。









こうして。









こうなる。






後から。




蟻先という部分らしいです。




なんで蟻なのか。




次に先ほどの裾の部分を作っていきます。



とりあえず曲げる。






身分が高いほど長いらしく、背中側にまとめたりしたそうです。



雛人形では殆どまとめているイメージなのでそのように作っていきます。





腰の辺りまで曲げて点付け。







長いので三パーツくらいに分けて作ります。





二パーツ目。







腰周りは石帯というベルトのようなものでまとめるようです。




なので腰のラインに沿うように叩いて曲げる。





折り返してまた点付け。








どことなくそれっぽくなってきたかも。






ためしに袖部分のフレームを組んでみる。






良い感じです。




だんだんと形になっていくのはやはり楽しいです。





男雛は結構小物が多い気がするので、そっちもがんばらねば。





それでは今日はここまでです。




ではまた。