昨日、今日とブラジル戦関係の記事を書いていますが、
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→ 日本代表、本田圭佑ブラジル戦を終えて「負け惜しみでなく、点差ほどの差は感じなかった」
→ 【速報】ヨーロッパ遠征「日本代表 vs ブラジル代表」
前線の本田圭佑、
中盤のキャプテン長谷部誠と続いて
今回はディフェンスの吉田麻也
の視点で観たブラジル戦のコメントが
スポニチさんにありましたので紹介します。
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守備陣にとっては、
フランス戦の金星が吹き飛ぶような悪夢だった。
ザックジャパンワースト記録更新となる
1試合4失点。
「相手は裏に飛び出すスピードがあるし、
出てくるボールの質もとんでもなく高い。
凄く厄介だった」
と
吉田麻也はぼう然と立ち尽くした。
インテル・ミラノでプレーする長友でさえ
「カウンターのスピード、精度は思った以上だった。
これが(世界の)トップなんだと思った」
と脱帽した。
悪夢のスタートは前半12分。
内田のクリアミスから先制点を決められた。
同26分には今野が
ペナルティーエリア内でハンドの反則を犯したとして
PKを献上。
後半3分に
ネイマールのシュートが吉田の右膝に当たって
ゴールに吸い込まれると、
同31分には
吉田の縦パスを奪われて4点目を失った。
その他にも“あわや失点”の危ないシーンの連続。
0-4というスコア以上の惨敗だった。
内田篤人は
フランス戦では酒井宏に先発を奪われた。
ブラジル戦で先発に復帰したが、
同サイドに流れてくることが多い
ネイマールのスピードとテクニックに苦しんだ。
後半は再び酒井宏にポジションを譲った。
失点に絡むミスも犯し
「ああいうミスは良くない。
ああいうチームに先に1点取られるときつい。
フィニッシュの精度とカウンターの精度が高かった」
と肩を落とした。
左太腿痛を押して強行先発した今野は
PKを献上したシーンを振り返り
「あれはPKじゃないと僕は思ってます」
と強がったが
「(ブラジルは)キープ力があった。
どれだけ(奪いに)行っても冷静にキープされてしまう。
なかなか奪えなかった」
と
力の差は認めた。
前回対戦した
W杯ドイツ大会での1-4よりも点差は広がった。
特にカウンターへの対応は
大きな課題として残った。
アジアでは味わえない
世界の強さを思い知らされた。
それだけが収穫だ。
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これまでの
本田、長谷部のコメントとは違い、
ディフェンス陣は本当に圧倒され
点差以上のやられ方でしたよね。
試合自体で感じたことは
これまでの記事で書いたとおりでしたが、
このディフェンスラインだけみた時は
ちょっと話が変わりますよね。
内田篤人
吉田麻也
今野泰幸
長友佑都
この4人は間違いなく
今の日本トップのディフェンダーたちであり、
これほどバランスが取れ頼れる4選手は
歴代をみてもいないでしょう。
それが、
ここまで圧倒され
やられまくった試合でしたからね。
日本代表はこれまでは
自分たちより上のレベルの相手では数的優位をつくり
数人とかで相手を止めてきました。
ですが、
今回は自分たちのサッカーを貫きとおし
自分たちのサッカーをしました。
それにより
1対1でブラジルの選手たちとの
マッチアップが数多くありました。
そして、
それよりって測れた「力量」の差。
大量失点とはいえ、
自分たちのサッカーを貫き通したこそ、
その力量の差が測れました。
オリンピックではあれだけピンチを救ってきた
吉田麻也もカカなどの前では、
動きが遅いのでは?という感覚にさえ感じました。
それだけブラジルは早く、
遅行を上手くつかったサッカーをしてきました。
インテルの長友が脱帽と言うんですから。
本当に日本代表のディフェンス陣も
ここからがスタートですね!
そして、第2の吉田麻也として
センターバックの国内の選手たちも
ドンドン海外に出ていなければ、
ワールドカップで世界のトップレベルの選手たちを止めて、
勝ち上がるのは本当に難しくなってくるでしょうね!
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