被災地レポート その1 | たたたのたわごとブログ★恋愛のコツと戦略教えます

たたたのたわごとブログ★恋愛のコツと戦略教えます

恋愛のアドバイスや必殺テクニックなどをご紹介。メールの考え方や仲良くなるための方法なんかもあるよ。

ゴールデンウィークは実家に帰りました。
というわけで、ちょっと遅くなっちゃったけどご報告ですー。


わたしの実家は

「仙台市若林区六郷地区」

という被災地域にあります。

わたしの通っていた小中学校は避難所になっていて、
被災者の方々が今も暮らしている状況です。

実家の前の道路を眺めていると
自衛隊の車両とか、
ガレキを運ぶゴミ収集車とか、
支援物資なんかを積んだトラックがバンバン通ります。

その車両がねえ、
全国各地から来てるのよ!


まあトラックが他県ナンバーなのはわかるけど、

ゴミ収集車とかパトカーが県外ナンバーなのは
なかなかびっくりします。

私が見たのは、中野区、国分寺市、札幌市のゴミ収集車と
岐阜県警察のパトカーです。

ほんとそれだけでも、異常事態であることが、実感できました。



津波に襲われた地域は、今も原則関係者以外立入禁止なのです・・・。

でも、実際にどんなことになってるのか、
この目で見たいじゃない?


いちおう被災地域の住民だし、知り合いも多いし、そもそも自分のふるさとの現状を見たいんだ!
・・・って自分に言い訳をしつつ、
住民感情を刺激しないように、復旧作業の迷惑にならないようにと、
早朝に実家の車を借りて、被災地域の様子を見に行ってきました・・・。

というわけで、以下、そのレポートです。






実家から1kmくらい東にある「仙台東部道路」のガードをくぐると、
そこは

別世界でした・・・。




下の写真の右側に写ってるのが「仙台東部道路」って高速道路の土手です。


たたたのたわごとブログ★恋愛のコツと戦略教えます



この「仙台東部道路」の土手が
防波堤の役割を果たしてくれていたんですよ。

というわけで、
「仙台東部道路」の西側は、津波の被害がほとんどなく、
うちの実家も危うく難を逃れた感じなのですが、

「仙台東部道路」の東側は、もう、ガレキやら車やら木やら泥やらで、
荒涼とした風景になっています。


その「仙台東部道路」の土手に登って、海の方向を撮った写真がコレ。


たたたのたわごとブログ★恋愛のコツと戦略教えます


家屋も樹木も全部倒れたり流されたりしていますから、とにかくガレキの荒野が広がっている感じです。

上の写真の下のほうにある木というか流木は、
もともと海岸線に植えられていた防砂林です。
写真の中央部の地平線付近にちょろちょろっと木が並んでるのが見えますかね?あれですよあれ。
あそっからここまで、約3kmも押し流れてきたんだよ??



さて、海から比較的遠いエリアについては、
家はそのまま立ち並んでいるものの、
1階部分は完全に津波にやられているようです。

古い家はもうダメでしょうけど、比較的新しい家に関しては、どうにかすれば住めそうな感じです。

たたたのたわごとブログ★恋愛のコツと戦略教えます




そして、
どんどん海のほうに近づいていくと、
どんどんなんにもなくなっちゃうんです。

一番海に近い集落にいたっては、

ここに集落があったなんて、にわかには信じられないレベルです。


たたたのたわごとブログ★恋愛のコツと戦略教えます


戦争で、たとえ空からじゅうたん爆撃されたとして、

ここまで完全には、集落を破壊できないと思います。

ここまで広範囲にグチャグチャにはできないと思います。

ひと言で形容すれば

「地獄」

です・・・。




やはりテレビで見ているのと
実際に目の当たりにするのでは、
全然違いますね。


360度、視界に入るものは、すべて破壊されています。

ずーっと遠くまで果てしなくガレキの荒野が続いています。

人も車もなく、人間の営みがまるで感じられません。


実際に被災地域に足を踏み入れて、
圧倒的な量のガレキを、
崩れ去った家々を、
寂寥とした荒野を目の前にすると、
ここで何人もの方々が亡くなったのかと思うと、

テレビや写真で見てるときとは違う種類の
なおかつ何十倍も大きいショックに襲われます。


これが現実なのか!

と思いっ切り頭を殴られたかのような衝撃でした。




Google Earthで、友人の実家が流されているのも知っていましたが、
実際に行って、家がなくなっているのを見てしまうと・・・・・・・・・・

早朝だったので、
だれにも会いませんでしたが、
だれか知り合いに会っていたら、
わたし泣いちゃったと思うな・・・。


ほんと、わたし、ここの学区の住民だったわけですから、
この辺は庭みたいなもん・・・なはずなのに、
目印もなければ風景もガラッと変わっているので、

「あれ?ここどこ?」

「えー!ここがあそこなの!!」


って驚きの連続でした・・・。

地震の前の風景を知っているだけに、
変わり果てたわがふるさとのことを思うと、

言いようもないくらいの
絶望感に襲われました・・・。



ガレキの量も膨大ですしね・・・。

こんなもんどうやって処理するんだ?
って感じです。

父母いわく

「これでも震災直後に比べたら、ガレキは半分くらいに減ってるんだぞ」

・・・・震災直後は、
水も泥もあったわけですから、
本当に、地獄そのものだったんでしょうねえ・・・。



津波の被災地域を見て思いました。

へなちょこな私がボランティアなんかやったところで、
どうにかなるようなレベルじゃないなと。

こりゃ、募金しかないですわ。


いっぱいお金稼いで、
いっぱいお金使って、
経済を回していかないといけないわ!
って思いましたよ。


というわけで、みなさん、

元気出して、
日本を盛り上げていかんといかんよ!



アメンバー募集中

読者登録してね

ペタしてね