毎度、毎度…どこの被災地も問題だらけなのは判ってるんだが…小泉地区は特別かもしれない。(地元びいきで見てるからそう思ってしまうのかもしれないのだが…)
現在、小泉地区には…震災によって二つのグループが存在してる
『小泉の明日を考える会』
これは津波によって被害を受けた町区と浜区の方々により集まったグループで、高台への集団移転を推進するため集まった有志の人々だ…。
ちなみに、ホームページを開設してるのでご覧戴きたい
⇒NEW BEGINNING KOIZUMI-小泉の明日を考える会
もう一つは…
これは、気仙沼市全域と隣町の南三陸町の瓦礫を…『民有地である小泉地区の田んぼ』に、瓦礫処理施設を建設したいと県から要請されてる事に関して抗議をしてるグループである…。
これに関しては、何度か…このブログで取り上げてるので、そちらもご覧戴けるとありがたい。
ちなみに『小泉の明日を考える会』に関しては、当然応援していきたいし…動向も気になるが、敢えてLINKの申し出をしようとは思ってない…場合によっては辛口批判と思える言動もこのブログにあるからだ(苦笑)
あくまで、このブログは私の視点で捉えた事を書いているので…そこでいい子ぶって制約みたいなものは受けたくない…私の感じた事をここに書いてるのでその辺をふまえて、このブログを読んでいただけるとありがたい。
しかし、噂レベルや間違った情報は書かないように細心の注意を払ってる…もし間違った情報を書いてるようであれば、遠慮せず書き込みして教えて頂けると幸いである…。
今回は…『小泉の未来を考える会』について…少し話をさせて戴きたい。
そして、一回目の会合が行なわれたとの記事
私が…八戸に向かった日である。。。(タイミング悪っ!)
私は、中立的な立場に立って書こうとは思ってない…当然自分の感情を出しながら書いていく…。
今の私の気持ちは…『県の対応に対し』…断固反対派である
やみくもに…ただ反対してる人が、この『未来を考える会』にいないと思う…しかし、その理由は様々だと思う。
・健康被害に於いての不安(アスベスト、放射能、粉塵等)
・農地として再利用できるのかの不安
・県内で五箇所、建設される瓦礫処理施設の予定地のうち…なぜ小泉地区だけが民有地なのかの抗議
・保証に対しての抗議と、水利組合に対しての抗議…など等
今回の震災は…誰のせいでもなく天災なのだから…誰も責められない…みんなが悲鳴を上げている。
その中でも最善の復興への道筋を切り開いていかないと…きっと後悔が残る結果も考えられるから、地元住民も必死なのだ
この計画を要請してる県側は前回の説明会で…はっきりとみんなの前で言ってる言葉がある…。
『あくまでたたき台であり、同意を得ることが出来なければ白紙撤回もあり得る』…と。。。
現時点の私の考えは…地元住民の考えを十分に聞く耳を持ち、真摯に受け止め…対応をして欲しいのだ
特に、健康被害は…私達の次の世代達に影響を及ぼす事が懸念されるからだ…。
健康被害と保証に於いて…しっかりとした対応を行なう事が出来るのならば…私個人の考えだが、苦渋の選択だが賛成に廻っても…しかたないのかと思う…。
しかし、現地点では…全くもって県の対応を見る限り反対である
今から紹介する写真…数枚を見ていただきたい…。
今回、瓦礫施設建設予定地になってる箇所の地区でもある県南に位置する山元町にある瓦礫置き場である…。
友人から提供していただいた写真である!
資料として…大変ありがたい
ここだけが特別じゃないのは無論判るが…要するに、こういう事が瓦礫処理施設が建設された場合考えられる…。
(あくまで、この地区の方を中傷(?)するような意味ではないのでご理解願いたい…。
見えにくいかもしれないが…この山は…南三陸町にある瓦礫が積み重なったものである…。
これの何倍もの瓦礫の山を、小泉地区に再び運搬して…持って来ようとしてるのだ…。
運搬の際、アスベストをまき散らせながら…
県の説明では…アスベストには細心の注意を払うと言うが…細心の注意を払って瓦礫を運搬するとは考えにくい…そんな事をやってたら、積み込みにとてつもない時間を要すると考えられる。
そうなると…小泉地区だけの問題ではないのだ
本来の気仙沼市街地から、瓦礫運搬を…本吉地区をずーっと通って来ると言う事なのだ(大谷・津谷にとっても重要な事になる)…粉塵をまき散らし…。
今現在、瓦礫を処理してる各場所の作業員でさえ…簡易マスクは駄目といわれ防塵マスクをしている…。
アスベスト被害、放射線セシウム被爆防止の為だ…
ようするに…防塵マスクをして、瓦礫処理施設脇を…小さい子は通学するという事も想定しないといけない…。
(こんなマスクをして通学って…)
私の理想は…南三陸町は南三陸町、気仙沼市街地は市街地で処理できる事がベストだと思う。
わざわざ…また、運搬すると言う事は、粉塵のリスクもそうだが…交通渋滞も十分に考えられる…。
いずれにしても、まだまだ県の姿勢が不十分過ぎるので…現時点では…なんと言おうと…
『反対です』
それと水利組合の役員の方々…組合に入ってる方々一人一人にしっかり説明して判を押してもらったのだろうか?少なくても私の親戚は勘違いしてる事をここで言わせていただきたい!
・田んぼを貸せば保証は貰える…。
・瓦礫処理場を建設して、終了したら…田んぼにして返してくれる。
・瓦礫処理場にしないと…田んぼにある瓦礫は撤去してもらえない
…など等、かなり勘違いしてるみたいだ
いいですか
保証の話はありません
田んぼが出来る状態の土地にして返すだけで…その後、再び利用できるまで何年かかるか判りません
瓦礫処理場にしなくても、国は必ず撤去はしてくれます
この辺を…もう一度、一人一人に説明して欲しい理解するまで説明を繰り返して欲しい
以上、ひげおの叫びでした(苦笑)…今回の口調が、通常と違うのは深い意味はありません。。。
サトル風になんてしてませんので(笑)
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