私が子供の頃に見たTV番組には、今でも記憶に残る作品が結構あります。
アニメの他に、海外のドラマ番組でも印象深いものがありましたネ。
『タイムトンネル』 とか、『宇宙家族ロビンソン』、『名犬ラッシー』 等々のドラマと並んで、イギリスBBCが制作した人形劇がありました。
〝サンダーバード〟
NHKでこの人気番組の第1回が放映されたのが、今から43年前の今日・・・1966年4月10日だったそうです。
父親・ジェフが率いるトレーシー一家が「国際救助隊」として活躍する物語でしたが、実に精巧に作られた人形と、近未来設備や兵器が非常にリアルで、毎回ワクワクして観ていたものです。
私にとって忘れられない思い出・・・それは、当時NHKで 「カラー放送」 というフレコミだったこの番組をワクワクしながら放映開始を待っていたのに、映し出された画像は〝白黒〟だったことです。
我が家のTVは白黒用の受像機のままでしたから当たり前の話なんですが、当時の私はカラーテレビじゃなきゃダメなんてことは知る由もなし・・・父親に、
「なんでカラーじゃないんだよゥ!」
と涙目で訴えたことを覚えています。
今にして思うと、高価だったカラーテレビを買えなかったオヤジにしてみれば、辛い一言だったかもしれません。
プラモデルもサンダーバード1号から5号まで一生懸命作ったりしていた私ですが、もうひとつこの番組が忘れられないのは、その「テーマ音楽」でした。
軽快なマーチ調のオープニングを聴くだけで、胸が高鳴ったものです。
実は今でもよく聴いているんですが・・・まずは、イギリスから取り寄せたサウンド・トラック盤がこちら。
何度聞いても、そしていつ聞いても心がときめき、元気が出ます。
そしてもう一枚、ちょっと変わったCDが・・・。(↓)
これ、『組曲 サンダーバード』 というものなんですが・・・各テーマ音楽をアレンジして、ロイヤル・フィルハーモニック・オーケストラが演奏したクラシカル・バージョン。
私の中では、『組曲 宇宙戦艦ヤマト』 とならんでオススメの一枚、この番組を知るクラシック・ファンの方だったら、きっと気に入ると思いますョ。
それでは懐かしいオープニング、日本語バージョンですが、お楽しみ下さい。