GeForce GTX 460のお話 | メカゴレブログ[PC]

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どうも。どあーふです。

今回も動画エンコードのお話ということですが、VGAのGeForce GTX 460についてです。

7月12日に発売されたばかりのカードですが、これがなかなか気になる一品です。
以前、GeForceは、動画エンコード支援機能のCUDAが搭載されており、その代わりに、3Dなどの用途では、
性能の割に消費電力や発熱が上がってしまい、ゲーム用途としては微妙、というような話をしました。

しかし今回発売されたGeForce GTX 460は一味違うようです。というのも、消費電力や3D能力が、
Radeon 5xxxシリーズと近い効率の能力をもっています。もちろん、CUDAも搭載。

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▲EVGAのカード。460は1GBと768MBのモデルがある




◆4xxシリーズだが、似て非なるもの
型番では4xxシリーズに分類されていますが、このシリーズを新しく作りなおした後継モデルに位置し、
新シリーズのミドルハイエンドカードと考えても良いようです。
数字だけみると、GeForce GTX 465のほうが上でコア類も多いのですが、460の方が作りも一世代先で、
性能では勝ることも多いようです。


◆メモリ容量の差に要注意
GTX 460は、メモリが1GB768MBモデルの二つがあります。性能では1GBモデルのほうが高く、
768MBモデルは、多少値段が安いとはいえ、性能面で少々残念な結果になっているようです
買うのであれば、1GBモデルをオススメします。


◆Radeonと比較してどうなのか
定格モデルの場合、Radeon HD5850には負けるものの、オーバークロック版では、ほぼ同等の性能を
得ることができるそうです。オーバークロック版前提で比較するのも微妙なところではありますが。
ちなみに1GBモデルのお値段は2万円台半ばと、なかなかお安い。HD5850は3万円少々します。


◆快適なエンコードも、ゲームも楽しめるカードになるか
iPadやiPhone4などを取り込みたい、それも高画質に、といった目的があるのであれば、フィルタリングの
処理速度を上げてくれるCUDAは魅力的なものなので、出来ればGeForceを使いたい。
そんなひとのためにも、いい一枚になる可能性があります。

ところで、CUDAでフィルタリングを高速化させると、どれくらいの効果を得られるのでしょうか。
それが分からないと、魅力もよく分かりません。つまり、こういうことか。


◆早速、買ってみよう
久しぶりに気になってしょうがないパーツが出てしまったので、早速買ってしまいましょう。


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PALIT製 GeForce GTX 460 1GB

オーバークロック版を入手しようと秋葉原ドスパラへ行ってきました。
残念ながら800MHzは売り切れで手に入りませんでしたが、700MHzのモノを入手(定格は625MHz)。
およそ24,000円。わりと安い。バリューゾーンか少し高い位で、手が届きやすい位置です。


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電源補助コネクタは2個。768MB版は将来的に1個になるんでしょうかね。
省電力版になって、ちゃんと存在価値を作ってくれればいいんですが。


サイズはRadeon HD5850などと比べて、結構小さい。小さいケースでも使えるかもしれません。
といっても、最近の小さいケースは、意外にでかいVGAも入ったりするので、あまりサイズを気にしなくても
HDDの収める場所さえ気をつければよかったりも。じゃあ、なぜ取り上げたし。




さて、ひさしぶりにいいパーツを入手したので、いろいろと試してみようと思いますが、
長くなりましたので、次のブログで紹介しようと思います。


▼GeForce GTX 460関連リンク
 1: GeForce GTX 460 買ってみた
 2: GeForce GTX 460 FF14ベンチ
 3: GeForce GTX 460 CUDAエンコード
 4: GeForce GTX 460 Palitカード、ファン換装改造
 5: GeForce GTX 460 FF14ベンチとオーバークロック
 6: GeForce GTX 460 CUDAエンコードとオーバークロック、改造2