イスラエル首相ベンジャミン・ネタニヤフを戦争犯罪人として逮捕することを求める署名に7万人以上が署名、英政府が反応 イギリス

British Government Responds To Viral Online Petition That Requests The Arrest Of Israeli Prime Minister Benjamin Netanyahu

【IB tImes】http://www.ibtimes.com/british-government-responds-viral-online-petition-requests-arrest-israeli-prime-2064253 より翻訳


 

(画像 Israel: A Rogue Nation Commits Genocide As Palestine Is Destroyed Again


イスラエルの首相、ベンジャミン・ネタニヤフが9月にイギリスを訪れる際に逮捕するよう求めるオンライン署名が口コミで爆発的に広まって7万人以上が署名を行い、その市民に対し、イギリス政府が反応を示した

8月7日に、英国議会の公式サイト上に設置された署名のページでは、イギリス市民は、同首相がガザ地区に対するイスラエル軍事部による50日戦争の間にパレスチナ人に対する「戦争犯罪」を行ったと糾弾。


イギリス当局者は、国際法の元では首脳を逮捕、あるいは拘留することは認められていないとしてこの署名の要請を却下している。


声明文より:

「英政府はベンジャミン・ネタニヤフ首相をイスラエル政府の代表として9月にイギリスに招待しています」

「 イギリス国内法および国際法のもとでは、首脳や外務大臣など一定の国の高官は、不可侵、あるいは刑事裁判権からの完全な免責など特定の免責が認められています」

「イギリス政府は昨年のガザ地区における紛争では、大きな被害が起きたことを認識しています。キャメロン首相がお話しの通り、暴力的行為に対して私たち全員は心を痛め、イギリス政府は国際的な復興の取り組みにおける最前線にいます。

しかし、イスラエル政府は、国際的人道法の範疇内で自国の防備のためにバランスの取れた行動を取る権利を有しているというイギリス政府の認識を、キャメロン首相は明らかにしています。

イスラエルにロケット弾を放射し、誘拐や殺人を行うための大規模なトンネルを建設し、繰り返し停戦を受け入れることを拒否しているハマスのテロリスト的戦略を批判いたしております。

イスラエルは他のいかなる国と同様に自国の防衛を行う権利を有しており、その市民もまた、攻撃の恐怖のない状態で生活する権利を有しています」


声明文によると、英政府は、1967年の国境に基づいたイスラエル・パレスチナ間の紛争に対する二カ国解決案への交渉を支援しているとし、さらにイギリス当局はイスラエル首相が訪問した際にこのメッセージを強く奨励すると付け加えている。


【注】イギリス国民は、いかなるものでも国会のウェブサイト上の署名に投稿することが可能だ。

https://petition.parliament.uk/petitions/105446

署名が1万件集まった場合、政府は署名に対し何らかの応答を行う必要があり、10万件以上の署名が集まった場合には、請願について国会内での公開討論を検討しなければならないと定められている。






(翻訳終了)


****

【コメント】

その市民もまた、攻撃の恐怖のない状態で生活する権利を有しています」
「テロリスト的戦略」

・・・そのままイスラエル政府にお返しします。




【関連記事】


写真で見るパレスチナの狂気

アノニマスがイスラエル政府のサイトをダウンさせる
→こちらは2014年の記事ですが、最近もアノニマスがイスラエル政府のサイトをダウンさせていました。

パレスチナ情勢 世界のデモとシオニスト思想