コロラド州:マリファナ合法化から一年 警察官「何の問題もありません」
A year after marijuana legalisation in Colorado, 'everything's fine' confirm police

1月20日【Independent】http://www.independent.co.uk/news/world/americas/a-year-after-marijuana-legalisation-in-colorado-everythings-fine-confirm-police-9989723.html?cmpid=facebook-post


コロラド州がアメリカ国内で大麻(マリファナ)を合法化した最初の州になってから一年が経った今、健康や犯罪、雇用やその他の要因をより実験的に計測することが可能になった。

では、大麻の合法化によって、共和党員議員らが恐れていたような、無職の中毒者が路上であちこちで散見されるような世界の終わり的な状況を起こしたのであろうか?

今週、デンバー市の警察官がCBCに対してこう答えている。

「ほとんど何も変化はないということがわかりました」

「要するに、警察としての仕事にほとんど変化はみあたらないということです」




「その一方、コロラドでは・・・」

col



大麻の合法化により、犯罪率の上昇が起こらなかったばかりではなく、デンバー市の60軒以上のマリファナ直販店に観光客が押し寄せたため何千もの雇用を生み出した。

.地元の新聞紙は、4月に紙上で初めてのカンナビス品評さえ行っている。

「では、空が落ちてくるような悲惨な状況ではないんですか?」とその職員にCBCのレポーターが質問したところ、職員は「空は落ちてきていないですね」と返答している。


デンバー市内では、酩酊状態での自動車の運転、窃盗犯罪や暴力犯罪などは、大麻の合法化以前と比較するとすべて減少しており、その傾向は続いている。また報道されているところによると、若者の間での薬物の使用件数でさえ減少しているというのである。

コロラド州はこの「麻薬」の販売から$6,000万(約71億円)の税収を集め、その一方で$400万(約4.7億円)の税収は、デンバー市長が持ち込んだ新しいプログラムを通して同市に還元されている(この市長は合法化に反対のままであるが)。


コロラド州の前代未聞の動きから、ワシントンやアラスカ、そしてオレゴンが合法化に向けて投票を行っており、今週ではニューヨークが合法化の法案を提出している。

イギリスではカンナビスはクラスBの麻薬のままであり、所持している者に対しては最高で5年の懲役刑が与えられる可能性がある。



(翻訳終了)




****


【関連記事】


コロラド州などアメリカ国内での合法化の動きはこちらにまとめてあります。

大麻解禁ラッシュ ニュースまとめ










「想像してみて下さい。今から10年後、


この様子がどれだけバカらしく見えるか」