前回の記事で、ヘンプシードオイルとカンナビスオイルの違いについて説明がうっかりとしたもので入っていませんでしたが、わかりやすい説明があった記事を翻訳しました。「大麻オイルで脳腫瘍が縮小することが実証される

日本で合法で購入できるのは、「ヘンプオイル」と言っていても麻の種から作られたヘンプシードオイルです(カンナビスオイルは日本ではまだ違法です)。

ヘンプシードオイルもすばらしいスーパーフードで様々な効能がありますが、カンナビスオイルとまったく同じではないのでご注意ください。



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ヘンプ(カンナビス)オイル」と「ヘンプシードオイル」の違いをご存知ですか?
(Hemp oil vs Hemp seed oil- Do you know the difference?)」

2013年9月8日http://blog.hippiebutter.com/hemp-oil-vs-hemp-seed-oil/

★概要★

カンナビスオイル(ヘンプオイル)は植物のカンナビスから抽出された薬で、口から摂取します。3~6か月間、このオイルを大量に内服することで考え付く病気のほとんどが完治、あるいは完全に抑えられると言われています。


内在性カンナビノイドとは私たちの体内にあるスーパー制御システムであり、他のシステムのホメオスタシス(恒常性)を維持しています。カンナビスはその内在性カンナビノイドに働きかけますので、その可能性はあるだろう、と考えられています。

(写真)医療用カンナビスオイル



ヘンプシードオイルは人類に知られているものの中でももっとも多目的に使えて有益な物質の一つであると、長く認知されています。

これはヘンプシード(麻の種)から生成されたもので必須脂肪酸の含有量が高く、またオメガ3、オメガ6、ガンマリノレン酸(GLA)が2対5対1という特殊な割合で含まれているためにスーパーフードとされています。


ヘンプシードオイルには純粋なGLAが最大5%ほど含まれていると言われていますが、これは他の植物よりもずっと高い含有量で、あのスピルリナよりも上回っています。




(写真)スーパーフードとしてのヘンプオイル



何千年もの間、麻という植物は不老不死の薬や薬効のある茶の中に使われてきました。麻には治癒力があるためで、現在の医薬品科学ではその有効成分の特性に焦点を合わせています。


★製造方法の違い★

カンナビスオイルとヘンプシードオイルは、カンナビス科の中でも非常に異なった系統の植物から作られています。

犬や猫、馬などの種類と同じようなものです。

カンナビスオイルは、大麻(Cannabis Sativa いわゆるマリファナ)の葉や花から作られています。

そしてカンナビスオイルを作るためには、THCやCBDなどのカンナビノイドを高濃度含むように品種改良された品種が使用されています。


その一方、ヘンプシードオイルはそれとは異なる種類のカンナビス属の植物、いわゆる麻(Cannabis Sativa L./Hemp)の種子を粉砕したものから作られています。これもまた品種改良されており、この種には(酩酊作用のある)THCが含まれておらず、誰にでも安心して摂取することのできる栄養価の高い植物です。



★購入方法★

カンナビスオイルは、医療用マリファナの使用が認可されている場所でのみ、購入することができます。アメリカ国内では、次の州が挙げられます。
AK, AZ, CA, CO, CT, DC, DE, HI, IL, ME, MA, MI, MT, NV, NH, NJ, NM, OR, RI, VT, WA


ヘンプシードオイルは、インターネットや健康食品店などで購入することができ、アメリカでもすべての州で合法です。THCが含まれていませんので、ご家族でその効能を享受することが可能です。


(翻訳終了)


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【参照】


カンナビスに含まれる薬効成分とその効果一覧表