「百姓屋敷わら」経営・船越康弘氏の「放射能汚染から命を守る、生活力UP講座」
6月29日。湯島食堂で開催された「放射能汚染から命を守る、生活力UP講座」の講演会の報告の続きです。
講演者は、自然食料理人・「百姓屋敷わら」経営・船越康弘さん。
食養を広めた故桜沢如一氏に出会い、その後、故小川法慶氏に師事し、玄米食・菜食の修行を積んだという方です。
昨日のブログ では、講演の中で、長崎で被爆した秋月辰一郎医師とその病院のスタッフが、塩と玄米と味噌汁を摂り、原爆症にならなかったという話や、「人間は、水と玄米と塩があれば生きていける。水と玄米と塩のレベルを上げることが、命の質を上げること」というお話があったということを書きました。
他にも、興味深いお話がたくさんありました。備忘録のようになってしまいますが、いくつか興味深かったお話を列挙します。
「人間は食べるものできているのではない、消化したものでできている。消化には、酵素が大事。味噌、醤油は酵素が含まれている」
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「自然食として大事な考え方は、適応食ということ。地球上のその土地で、その動物が適応して生きてきた進化ということを大切にしなさい」
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「パンダは笹だけ食べて、筋肉や脂肪を作り出している。笹だけしか食べないというのは、これまでの栄養学では、考えられない栄養不足。
もし、パンダに栄養不足だからと、肉や魚を食べさせて具合が悪くなったら、どんな薬でも、最新医療でも治せないだろう。どうすれば治るか??
そう、笹を食べさせれば治る。
パンダの話ではみんな理解できるのに、人間のことになると理解しない人が多い。
パンダは、笹しかないところで生きていく過程で、笹だけ食べても、筋肉や脂肪を作れるように、体が進化した。
人間も同じ。人間は、穀類と野菜と少しの動物性タンパク質を摂って生きる動物。そのようにして地球上で進化して生きてきたのだ」
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「人間には離乳期があり、1歳半ごろの離乳期を過ぎたら、乳を分割する酵素がなくなり、炭水化物を分割する酵素が増える。
だから、大人になって牛乳を飲んでも、お腹がごろごろしたり、具合が悪くなったりするのは当たり前。牛乳を飲んでも消化吸収されていない。
魚のダシや、切干大根で、カルシウムは十分摂れる」
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アメリカが、現在の病気は食源病。病気を治すには、食生活の改善。良い食べ物は、穀類と野菜と少しの動物性タンパク質。
見本は、元禄時代以前の日本食、というレポートを作った。マドンナも、トムクルーズも玄米菜食を食べている。
玄米、味噌汁は、世界の最先端の食事。現代の日本人が遅れている。
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「毎日30品目の食品と肉、卵、牛乳」という栄養指導は、誰が決めていたか?
毎年、日本人の健康な食生活のためということで内閣閣議で決められていた。それが、アメリカのレポートを受け、平成12年に削除された。
削除されたことを宣伝してないので、みんな知らない。生活習慣病の人に訴えられると、補償ができないから、こっそりと削除した。 」
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「体中に、新鮮な酸素と栄養素を運ぶのは赤血球。薄い濃度の砂糖水を赤血球にかけたら、赤血球は死んでしまう。
砂糖はよくない。でも、チョコレートのおいしさを知ってしまったら、我慢ができない。チョコレートは、毎日ではなく週に1回にすればよい」
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などなど。
そして、
「放射能汚染は、実際、かなりひどい状態だと言える。でも大丈夫です。
玄米、塩、野菜、味噌、醤油・・・世界に誇るこれらの日本食を食べていれば、放射能汚染にも絶対負けない。世界中にそれを見せてやりましょう」
ということでした。
岡山からの東京出張で講演を3本。東京で食べているのは、玄米おにぎりとたくあんだけ、ということでした。
でも、まだまだ、パワフルナお話もスタミナも続きそうな様子でしたが、時間切れで、2時間半の講演が終わりました。
講演後、「野菜たっぷり重ね煮レシピ」(著・船越康弘、船越かおり、洋泉社)の本を購入し、サインをいただいて、記念撮影。
「塩は、もちろん、精製塩ではだめ」とおっしゃっていました。
「重ね煮」のレシピは、基本的に、素材と塩だけのお料理。今度、また、このブログで、ご紹介しますね。
なお、「WaRa倶楽無」では、東北関東大震災支援・未来創造実践塾「和楽プロジェクト」を始めるそうです。
特に、福島県の中学生以上社会人未満の若者たちに、生き方の話、食べるものについての話を伝えながら、薪でご飯を炊く方法や農作業などについて体験して覚えてもらい、帰ってから、リーダーシップをとれるように、という『生きる力を育む実践型体験合宿』だそうです。
1口1000円からの義援金も募集しています。詳しくは、こちらをご覧ください。
→→ http://warapro.jp/free/siryou
講演者は、自然食料理人・「百姓屋敷わら」経営・船越康弘さん。

食養を広めた故桜沢如一氏に出会い、その後、故小川法慶氏に師事し、玄米食・菜食の修行を積んだという方です。
昨日のブログ では、講演の中で、長崎で被爆した秋月辰一郎医師とその病院のスタッフが、塩と玄米と味噌汁を摂り、原爆症にならなかったという話や、「人間は、水と玄米と塩があれば生きていける。水と玄米と塩のレベルを上げることが、命の質を上げること」というお話があったということを書きました。
他にも、興味深いお話がたくさんありました。備忘録のようになってしまいますが、いくつか興味深かったお話を列挙します。
「人間は食べるものできているのではない、消化したものでできている。消化には、酵素が大事。味噌、醤油は酵素が含まれている」
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「自然食として大事な考え方は、適応食ということ。地球上のその土地で、その動物が適応して生きてきた進化ということを大切にしなさい」
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「パンダは笹だけ食べて、筋肉や脂肪を作り出している。笹だけしか食べないというのは、これまでの栄養学では、考えられない栄養不足。
もし、パンダに栄養不足だからと、肉や魚を食べさせて具合が悪くなったら、どんな薬でも、最新医療でも治せないだろう。どうすれば治るか??
そう、笹を食べさせれば治る。
パンダの話ではみんな理解できるのに、人間のことになると理解しない人が多い。
パンダは、笹しかないところで生きていく過程で、笹だけ食べても、筋肉や脂肪を作れるように、体が進化した。
人間も同じ。人間は、穀類と野菜と少しの動物性タンパク質を摂って生きる動物。そのようにして地球上で進化して生きてきたのだ」
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「人間には離乳期があり、1歳半ごろの離乳期を過ぎたら、乳を分割する酵素がなくなり、炭水化物を分割する酵素が増える。
だから、大人になって牛乳を飲んでも、お腹がごろごろしたり、具合が悪くなったりするのは当たり前。牛乳を飲んでも消化吸収されていない。
魚のダシや、切干大根で、カルシウムは十分摂れる」
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アメリカが、現在の病気は食源病。病気を治すには、食生活の改善。良い食べ物は、穀類と野菜と少しの動物性タンパク質。
見本は、元禄時代以前の日本食、というレポートを作った。マドンナも、トムクルーズも玄米菜食を食べている。
玄米、味噌汁は、世界の最先端の食事。現代の日本人が遅れている。
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「毎日30品目の食品と肉、卵、牛乳」という栄養指導は、誰が決めていたか?
毎年、日本人の健康な食生活のためということで内閣閣議で決められていた。それが、アメリカのレポートを受け、平成12年に削除された。
削除されたことを宣伝してないので、みんな知らない。生活習慣病の人に訴えられると、補償ができないから、こっそりと削除した。 」
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「体中に、新鮮な酸素と栄養素を運ぶのは赤血球。薄い濃度の砂糖水を赤血球にかけたら、赤血球は死んでしまう。
砂糖はよくない。でも、チョコレートのおいしさを知ってしまったら、我慢ができない。チョコレートは、毎日ではなく週に1回にすればよい」
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などなど。
そして、
「放射能汚染は、実際、かなりひどい状態だと言える。でも大丈夫です。
玄米、塩、野菜、味噌、醤油・・・世界に誇るこれらの日本食を食べていれば、放射能汚染にも絶対負けない。世界中にそれを見せてやりましょう」
ということでした。
岡山からの東京出張で講演を3本。東京で食べているのは、玄米おにぎりとたくあんだけ、ということでした。
でも、まだまだ、パワフルナお話もスタミナも続きそうな様子でしたが、時間切れで、2時間半の講演が終わりました。
講演後、「野菜たっぷり重ね煮レシピ」(著・船越康弘、船越かおり、洋泉社)の本を購入し、サインをいただいて、記念撮影。

「塩は、もちろん、精製塩ではだめ」とおっしゃっていました。
「重ね煮」のレシピは、基本的に、素材と塩だけのお料理。今度、また、このブログで、ご紹介しますね。
なお、「WaRa倶楽無」では、東北関東大震災支援・未来創造実践塾「和楽プロジェクト」を始めるそうです。
特に、福島県の中学生以上社会人未満の若者たちに、生き方の話、食べるものについての話を伝えながら、薪でご飯を炊く方法や農作業などについて体験して覚えてもらい、帰ってから、リーダーシップをとれるように、という『生きる力を育む実践型体験合宿』だそうです。
1口1000円からの義援金も募集しています。詳しくは、こちらをご覧ください。
→→ http://warapro.jp/free/siryou