「おだづなよ!負けてたまるか 気仙沼」…気仙沼の小山裕隆さんの講演会 | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

「おだづなよ!負けてたまるか 気仙沼」…気仙沼の小山裕隆さんの講演会

ブログ仲間の関東の発酵食品・くずもち屋3代目の「くず社長 」こと小山信太郎さんが、1週間前に宮城県気仙沼まで会いに行った、33歳同い年同士の気仙沼の老舗菓子店5代目の小山裕隆 さん。

気仙沼復興委員会6人の中のお一人。仙石官房長官や官僚の方やテレビ局や銀行等の方々と、気仙沼復興の話をしに、東京へ。

それを機会に、6月13日、小山裕隆さんの講演会&懇親会がありました。

小山裕隆さん、前日の6月12日には、TBS「サンデーモーニング」にも出演。その内容は、こちら に紹介されています。

気仙沼は震災後3ヶ月たっても、地盤地下で水が引かず、何も変わっていない状況、復興から程遠い状況ということです。

月曜日の21時からという会に呼びかけ1週間で集まった40名を前に、小山裕隆さんが、震災当日の思い出、今の状況、これからの復興、子供たちの教育等について、短い時間でしたが、話をしてくれました。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-小山裕隆

 (写真の後ろに映っているのが、くず社長こと小山信太郎さんです)

小山裕隆さんは、震災当日、近くの5階建てビルの5階に逃げ、一緒になった70名のお年寄りの中で、リーダーシップを取り、津波と大火と余震とマイナス6℃という気温の中、知恵を絞り、皆を励まし、無事に全員を避難所まで連れていったという方。

自分の菓子店を元通りにするためには、そこに集まる地元の人や観光のお客様も元通りにしなければならない、、気仙沼の港町全体を復興させなければならないんだと決心し、生き残った俺がやってやると立ち上がった方。

「スイッチが入る」というのはこういうことかと思うような、神様が乗り移ったような、オーラが出まくっているような・・・。

人を引きつけ、納得させる言葉と力を持っています。彼の回りに、アンテナの高い人達が集まってきています。確実に、この小山さんが気仙沼を復興させるだろうと確信しました。

震災からの彼の奮闘ぶりは、ぜひ、ご本人のブログを読んでいただきたいです。
→→ http://subahibi.blog87.fc2.com/

自宅は被災し、金庫は流され、お店に唯一残ったお菓子のレシピは、カステラ。「絆カステラ」と名づけられました。パッケージはこちらです。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-絆カステラ

この「絆カステラ」は、借りている工房で作って売っているそうですが、たくさんは作れないので、今は、予約だけ。それでも、ずっと先まで予約がきているそうです。

そして、彼がデザインした復興Tシャツ。「おだづなよ!負けてたまるか 気仙沼」

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-復興Tシャツ

「おだづなよ」というのは、「ふざけんなよ」という意味だそうです。「がんばろう」なんていう言葉では言い表せない、生やさしくない状況と気持ちを表している言葉だということです。

このTシャツの売上は、復興資金に当てるそうです。

小山さんが書いた歌詞に、曲をつけたお友達の歌手「マウンテンマウスまぁしぃ 」さんも、山口県・周防大島から参加。漁師で歌手、という暮らしをしているそうです。

輪島の塩に魅せられて大手IT企業を飛び出した女社長の奮闘記-まぁしぃ

復興応援ソング「いつかの港町」を歌ってくれました。そして、、「絆」という歌では、みんな手をつないで輪になって・・・。

くず社長は、8月末にバスをチャーターして、気仙沼に応援に行こうと計画しているそうです。

震災を機会に、私は、親類・友人もいなかった気仙沼に、いろいろなつながりができました。これも何かの縁。私も応援していきたいと思います。


小山裕隆さんのブログはこちら。
→→ http://subahibi.blog87.fc2.com/

「絆カステラ」のご予約はこちらから。
→→ http://koyama.shop-pro.jp/

「おだづなよ!復興Tシャツ」のお申込はこちらから。
→→ http://www.odazuna.com/

「いつかの港町」はこちらで聞けます。
→→ http://mau2c.269g.net/article/16236879.html

「マウンテンマウスまぁしぃ」さんも、アメブロ始めました。
→→ http://ameblo.jp/marsy19820317-0317/