Vmaxの不満点のひとつに、アルミパーツのクリア塗装が弱く、何年もしないうちに腐食が進んでしまうことがあります。

私のmaxも例に漏れず腐食が順調(?)に進行しており、特にダミーダクトは中古購入当時から酷い有様でした。


そこで、色を塗り替えることにしました。

今回塗装するのはダミーダクト、サイドカバー、ラジエターサイドカバーそれぞれ左右計6点となります。


用意したものは以下になります。


・サンドペーパー300番、600番、1500番

・割り箸6本

・ガムテープ
・下地用サーフェーサー2本

・黒スプレー2本

・クリアスプレー2本


例によって写真撮影をしておりませんので文章で説明します。



①まず300番のサンドペーパーで腐食している部分を削り、次に600番で全体を磨きます。


②1500番で表面を整えて、ここで中性洗剤でパーツを洗浄します。

(手の脂などが付着したままだと塗料がうまくのりません)


③完全に乾燥したら割り箸をガムテープでパーツの裏に貼付け、持ち上げられるようにしておきます。


特に③は忘れないようにしてください。

これをしないまま塗り始めるときっと後悔します。


④下地用サーフェーサーを均一に噴きつけます。パーツの色が完全に分からなくなるまで均一に塗ります。


⑤サーフェーサーが完全に乾燥したらいよいよカラースプレーを塗装します。

今回用意したのは黒であります。

・必ず40cm以上離す。

・吹きはじめと終わりはパーツに向けない

・吹きつけは1箇所に固定せず動かしながら

を守って根気良く塗ります。


⑥完全に下地が隠れたら乾燥させます。


適当にやるならここで終えても構いませんが、今回は耐久性を考えて上からクリア塗料を吹き付けます。

より強固できれいな仕上がりを求めるならウレタン系の2液性クリア塗料を用意します。

今回はそこまでこだわりませんので実際に用意したのはアクリル系の安いクリア塗料です。


気になる仕上がりは以下のようになりました。


ダミーダクト

ダミーダクト 上の写真ではそうでもありませんが、近くで見るとやはり自家塗装という感じです


サイドカバー

サイドカバー 「Vmax」のロゴもめんどくさいので塗りつぶしました


ラジエターカバー

ラジエターカバー このパーツだけはプラスチックです


近くで見るとやはり素人っぽさを感じてしまいますが、遠目だとそれなりに見えます。

私のmaxはカーボンプリント柄ですので今回の黒ともそれなりにマッチします。

より引き締まった印象になりました。


Vmax9

全体的に引き締まった感じがします


Vmax10

後ろから このアングルは結構見栄えがいいです


多少の腕が必要で、時間もかかってしまいますが、バイクのイメージを一新するのに非常に有効な手段であると言えます。

この冬走りに行けなくてウズウズしている方は挑戦してみては如何でしょうか?


オススメ度は4であります。


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