本日は、私の愛車、Vmaxについて紹介します。


Vmaxはヤマハより1985年にリリースされました。

特徴は何と言っても排気量1198cc、140ps(デビュー当時は145ps)のV型4気筒エンジンでありましょう。

パワーは当時としては紛れも無く最強、他車の追随を許しませんでした。

実はこのエンジン、同社のベンチャーロイヤルに採用されていたものを徹底的にモディファイしたものです。

(排気量の違いから同エンジンの一部パーツに組み替えることによる排気量アップというカスタム手法もあるそうです。)

そしてVmaxといえば何と言ってもVブーストシステム無しには語れないでしょう。

実はこのバイク、Vバンクを挟んで前後のインテークマニホールドが繋がっています。

低回転域ではこの間がバタフライバルブによって閉じられています。

6000rpmからモータ駆動によってこのバタフライバルブが開き始め、8000rpmで全開となります。

つまり、高回転域において前後2つのキャブを連結し、より多くの混合気をエンジンに送り込むシステムなのです。

事実、このエンジンは6000rpmを境に性格が豹変します。

低回転域では割とマイルドで扱いやすいだけに、Vブースト発動後の暴力的加速は、初めて乗った人の誰もが驚かされると言います。

(私も例外ではありませんでした。)


他にも、有機的でユニークなボディデザイン、エンジンの存在感、造形美、ロケットを思わせるマフラー等、ビジュアル面においても多くの人を虜にしております。


発売から20年以上が経ちパワー面においての優位性が完全に無くなった今なおこのマシンは人々の心を惹きつけ、売れ続けています。

ヤマハではあのSRに次ぐ長寿モデルとなっております。


現行モデルでありながら、もはや半ば伝説とも言えるこのバイク、大切に乗り続けたいと思います。


次回以降からカスタムやメンテ等もぼちぼち紹介していきたいと思います。

Vmax2

Vmax(写真は05モデル ノーマル)


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