体や整体関係のお話は、ほとんどRTをされないため、
みなさん興味ないのかなーと思っていたので、驚きました
イチロー選手やフェデラー選手などの、いわゆる超一流の人って、全身が快感体。動けば動くほど、いろいろな筋肉が伸ばされて気持ちがいいそうです。ぜんぜん体を固めて使わない。一般の人は、動けば動くほど、体が固まる。歩いただけで固まる。ただ歩けばいいってもんじゃない。
その補足をちょっとしたいと思います。
僕は、体が超合金のように硬いタイプだったのですが、
4年間地味に肉体改造をやっているので、だいぶ柔らかくなってきました。
(とはいうものの、残念ながらまだ体は硬いです。)
それでも、"体を柔らかく使う"ことは普通の人よりできるようになってきました。
練習をすれば、体が硬くても「柔らかく使う」ことはできようになっていくのです。
バレエをやったことがある方は、"体が柔らかい"のですが、意外に「動きは硬かったり」します。
グニャグニャと体操やストレッチはできるのですが、
いざ踊らせてみると、"動きが硬い"ということです。
逆に
体の硬い人が、太極拳や合気道を真剣にやっていくうちに「体を柔らかく使う」ことを身につけたという話をよく聞きます。
体操やストレッチは、バレエの選手に比べるとできませんが、バレエをの選手よりも動きが柔らかく、スムーズに動作ができるということです。
一般的には、なんとなーく「体が柔らかい人」=「踊り(動き)が上手」という認識かもしれません。僕もそう思っていました。
でも、実は、「体が柔らかい」人が「体を柔らかく使う」ことができているとは限らないのです。
完全に正比例ではないのです。ちょっとビックリですよね。
僕は最初この話を聞いたとき、ピンッときませんでした。
今だと「本当だ。なるほどねー!」という実感があります。
先日、武道家の日野晃先生が、 「身体が硬いのは」というタイトルで以下のような日記を書かれていました。
http://ow.ly/1Z5Rt
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(略)
足場の悪い所を行き来すると、足の強張りを発見する。
それは落ちそうになるから、本能として足に力が入るのだ。
その都度突っ張るのを無くしていく。
そうすると、身体は柔らかく動きやすくなる。
(略)
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体を柔らかく使うには、運動中や日常生活の中で、「力の強ばりを見つけて、突っ張りをなくしていく」のがポイントになります。
まずは自分が「無意識に力を入れてしまっている」所を感じて見つけていくのが大事になります。
そして、力みを取っていく・・・。
とても地味な作業です。
でも、その先に、超一流の人達の「動けば動くほど、いろいろな筋肉が伸ばされて気持ちがいい」があるようです。
「体が柔らかい」事と「体を柔らかく使う」事は違う。
この違いは重要です。
一番のポイントは、「胴体がスムーズに動く」という点につきるのですが、これはまた今度。