よろず一夜のミステリー -金の霊薬- | 闇鍋ハロウィーン

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漫画、小説(主にミステリー)等、好きなものについてだらだらと。
「あぁ、分かる~」とか「へぇ」と思って読んで頂ければ。
腐思考(嗜好?)なので、ご注意ください(^ω^;)

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やっぱり、シリーズでしたね~ニコニコ

『水の記憶』 に続く、『よろず一夜のミステリー』の第2弾です。


都市伝説を扱うサイトの「よろず一夜のミステリー」は、今回は“呪われた黄金”を扱います。


輝一や真聖の知り合いでもあるレディースクリニックの多嶋江梨子が編集部にやって来て、自分の祖父、タジマフーズ創始者の宗太郎が“金のなる木”を見つけた話をしてくれたことに始まります。

江梨子の知り合いのテレビディレクターが黄金伝説を取材しているので、併せて取り上げたらどうかという提案に乗って、呪われた埋蔵金について調べ始めます。


全般、読み終わっても全体、ぽやんとしてるかなかお

というのも、誰が探偵役というわけでもなく、主人公の恵が活躍するわけでもないし、私的には結末がやや爽快感がないかもショック!

「犯人はあなたですビックリマーク」的な展開が好きだとたぶん、ややすっきりしない気があせる


でも、扱うテーマは結構好みラブラブ

過去に京極堂も扱ってたけど、徐福とかなかなか興味深い題材です得意げ

不老不死とか伝承とか、好きなので、内容はわくわくしますにひひ


もう少し欲を言えば、もうちょっと輝一と恵の関係が素敵に描かれるといいんだけどかお

今のところ、お互い、自分勝手だからね~あせる

まぁ、そこが「顔だけはパーフェクト」と言われる所以かもショック!

続巻に期待です。


終章では「あっひらめき電球」っていうのがあって、これはよかったニコニコ


よろず一夜のミステリー: 金の霊薬 (新潮文庫)/篠原 美季


   著者:篠原 美季

   出版社:新潮社(新潮文庫)

   2012年11月