2016年11月20日、東京電力が再稼働を目指す柏崎刈羽原子力発電所が立地する新潟県柏崎市で、任期満了に伴う市長選挙の投開票が行われました。
結果は原発稼働容認派の桜井雅浩氏が当選となりましたが、開票状況から不正選挙の疑いが拭えません。
柏崎市長選挙の開票結果です。
▽桜井雅浩(無所属・新)当選、3万220票
▽竹内英子(無所属・新) 1万6459票
先の10月16日に投開票された新潟県知事選は野党が支援した米山候補が制しており、柏崎市長選においても原発稼働反対派の竹内候補が優勢との見方もありましたが、表向きの結果はWスコアで桜井氏の勝利となりました。
次の開票速報の数字をご覧ください。
21時 22時 23時
桜井(原発容認派) 0 23,600 30,200
竹内(原発反対派) 0 16,400 16,459
22時以降の桜井候補の獲得票数は6,600票、これに対して竹内候補は59票です。100倍以上の開きです。
これをグラフにするとこうなります。
http://www.asyura2.com/16/senkyo216/msg/353.html より転載
これは私の過去ブログ『池田真紀さんは勝っていた! 』2016.4.28
で採り上げた不正選挙疑惑と全く同じ構図です。
開票方式のせいではないかという意見もありますが、仮に運動会の「玉入れ」の玉の数え方で両者同時に集計していったとすると、あるタイミングまでは両者同数となり、あるタイミングから一方はゼロとなりますが、時間帯毎の開票状況を見ると、それは当たりません。
つまり、22時時点の得票が全く同数なら、22時以降の票数に大差がつく事はあり得ますが、実際に22時時点の得票数は同数ではありませんでした。
もし玉入れ方式で票を数えていたのなら、21時台に竹内候補の得票は尽きているはずですから、22時以降に票の上乗せは無い事になります。
最近の選挙では投票用紙を仕分けした後、200枚〜500枚の単位でまとめ、バーコードを印字した表紙を付けます。
バーコードには候補者と得票数が示されており、このバーコードを読み取る事で得票数が積み上げられるようになっているようです。
例えば、竹内候補の票に桜井候補が記されたバーコード紙を載せてしまえば、中身に関係なく、竹内候補の票が桜井候補の票とカウントされてしまいます。これが最近よく用いられている不正のやり方です。
また柏崎市長選では期日前投票数が公表されていませんが、期日前投票のすり替えも不正選挙手段として利用されており、最近の選挙では期日前投票がかなり増加しているのも事実です。
私の想像ですが、原子力村の連中は新潟知事選の予想外の結果に慌てふためき、柏崎市長選では不正を仕組んだのではないでしょうか?
東電にしてみれば、柏崎原発はドル箱でした。つまり東電にとっては柏崎刈羽原発の再稼動は死活問題なのです。
福一事故の後始末費用を国民に押し付けようとしている連中です。そんな彼らなら何をしてもおかしくないと勘ぐるのは私だけでしょうか?
もしこんな不正がまかり通っているとしたら、最早日本から民主主義が完全に消えてしまった事になります。不正選挙は絶対に許してはなりません。
PS.この記事は傍証からの推察です。判断は読者に委ねます。