これは専門医に診てもらう必要があると考え、昨日早退して呼吸器内科の医師を訪ねました。
以前に診てもらった医師からは「リン酸コデイン」という鎮咳薬しか処方してもらっていませんでした。
強い薬だと聞いていたのに、あまり効果が無かったのが気になっていました。
その事を伝えると、医師は突然「申し訳ありませんせん」と頭を下げ、「他の医師の診断をとやかく言いたくありませんが、きちんと検査をするべきでしたね」と言われ、早速レントゲン写真を撮りました。
医師の診断は肺炎でした。
「鎮咳薬が効かないのは当然です。気管支なら効きますが、肺にはあまり効果はありません。」
「今は熱はないのですが、それでも肺炎ですか?」
「肺炎でも熱が出ない場合もあります。それよりも何が肺炎の原因になったかが問題です。それを調べましょう。出来れば大きな病院に行かれた方が良いのですが、ご希望でしたらこちらでも検査は可能です」
「ガンの可能性もありますか?」
「あらゆる可能性が否定できませんから、それを見つけましょう。血液検査と痰の検査をします。それから抗生物質を処方しますので、それが効くかどうかも見ましょう。炎症を抑えるクスリ、痰が出やすくなるクスリも出します。鎮咳薬も多少の効果はありますから出しておきましょう。何か聞いておきたい事はありますか?」
「この後はどういう流れになりますか?」
「処方したクスリで効果が認められれば、こちらで治療を継続しますが、効果が認められなければ、紹介状を書きますので大きな病院で精密検査を受けてもらいます。5日後に再度来院ください。その時に検査結果を見ながら治療方針を決めましょう。」
治らない咳の原因は肺炎でした。
昨日、専門医に診てもらっていなかったら、もっと深刻な事態になっていたかもしれません。
セカンドオピニオンの大切さを実感しました。
今後どんな展開になるか想像もつきませんが、昨日の医師を信頼し、しっかり診てもらうつもりです。