歯並びが悪い=貧乏人 | 歯科医院が最短距離でマネジメントを仕組化するブログ

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【歯並びが悪い=貧乏人】


そう決めつけられたとしたら、あなたはどう感じるでしょうか?



正直、私自身は、歯並びが悪いからと言って、
その人(や家族)の稼ぎや資産との関係性は無いと思います。


が、それは私自身がそう思っているだけの話。


アライン・テクノロジー・ジャパンという会社が、
「よい歯の日(4月18日)」を迎えるにあたり日本に住む
外国人に、日本人の歯並びに対する印象について調査したところ、


「日本人は歯並びが良い」と回答した人は僅か4%。

一方、76%が「歯並びが悪い」と回答。

「先進国で最低」

「その酷さに驚く」

「なぜ治さないのか」

といった声が多く、日本人の歯並びの悪さを強く意識していた
との結果となったようです。


また、欧米では、

「歯並びが悪い」=「貧しくて歯科医に通うことも出来ない貧しい出身」

と見られるようですし、特に米国では、

「子供の歯列矯正をするのは、親の義務だ」との常識もある、とか・・・


そしてアジア各国に目を向けても、例えば観光立国の
インドネシア(バリ島)では、

『笑顔は国境を越えたコミュニケーション』

と位置づけ、歯並びが悪いと待遇のよい職業につけないそうです。


私自身、元々歯並びには関心なく(親から特に教わることもなく)
大人なってしまいましたが、歯科業界に携わるようになり、色々
学ぶにつれ、歯並びの重要性を痛感しています。


何より、やはり綺麗な歯並びの笑顔はそれだけで魅力的に映りますよね・・・


売れてきた芸能人が、歯並びを矯正したくなる気持ち、よく分かります。




矯正、というとこんなイメージでしょうか・・・


【気遣いのキホン】の著者で、ビジネスパートナーでもある
三上ナナエさんから、以前、『おしゃれ』と『みだしなみ』の違いを、


・おしゃれ=自分目線(自分が好きかどうか)

・みだしなみ=相手目線(相手を不快にさせないか)


だと教わったことがあります。

つまり、相手がどう思うか、は相手が決めることであって、
こちらがコントロールはできない。


だからこそ、誤解を与えないためには相手の常識で考える
必要がある。


歯並びで収入が決まるとは思いません。

が、歯並びだけで貧乏な人だと判断する人(や国)がある、
という事実があることは真摯に受け止め、


「では、自分はどうするのか?」


を各自で判断する。

私自身はまだ矯正治療への踏ん切りは付きませんが、
今後グローバル社会がますます加速するであろう中、

息子達の将来を考えるとやはり綺麗な歯並びで育って欲しい
との思いは、年々強くなるばかりです。


   ~ 素敵な笑顔でいられる、歓び ~