第一日目(9月18日) に続いて、B級ご当地グルメの祭典「B-1グランプリin厚木 」(9月18日~19日 10時~16 時まで開催)に行ってきました。
第一日目が17万5000人、第二日目が26万人、二日間合計で43万5000人で、前回の第4回大会から16万8000人上回り、過去最多の来場者数を記録したそうです。
第二日目は、さらに待ち時間が長くなり、行列 の渦巻き状態。味比べと体力勝負という様相でした。
「第一会場(イトーヨーカドー駐車場)」が大混雑しているという情報があり、殿堂入りの3店を目的に「KANAGAWA会場(厚木中央公園)」に11時過ぎに到着。
「厚木シロコロ・ホルモン(300円)」が100分以上待ちという案内が。
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第一日目で経験した「青森県 八戸せんべい汁」の行列 の長さと比較して、1時間ぐらいと目算。50分ほど並んで買えました。
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「厚木シロコロ・ホルモン」テント
「厚木シロコロ・ホルモン」調理中
「厚木シロコロ・ホルモン」
新食感で美味いと思ったものの、やわらかいのにホルモンを噛み砕くことができず、口の中でモゴモゴさせながら、ゴクリと飲み込みました。
「ホルモンヌ」という言葉が話題になりま したが、低カロリーでコラーゲンによる美肌効果、噛み砕くことができず必然的に咀嚼回数が多くなって満腹中枢を刺激、ダイエット効果がありそうだと思いました。
毎日新聞のキャラクター「なるほドリ」に遭遇。
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「秋田県 横手やきそば(300円)」に。こちらもかなりの行列 。40分ほど並んで買えました。
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「秋田県 横手やきそば」テント
「秋田県 横手やきそば」調理中
「秋田県 横手やきそば」
半熟の目玉焼きと挽肉が合わさることで、絶妙な甘さを引き出しながら、麺と絡み合う。さすが殿堂入りといえる味でした。
この時点で13時過ぎ、やきそばを連続食べるのもキツイので、「ふるさと祭り 東京2010 」では完売で食べられなかった「静岡県 富士宮やきそば」を再び諦めることに。いずれ必ず・・・。
「第二会場(厚木野球場)」に移動。経済効果、道すがらにある各自動販売機の飲料水が売り切れ状態。
第二会場は、行列 の渦巻きが溢れていて、人を避けるのも苦労するほど、大混雑していました。
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第二会場(厚木野球場)の雰囲気
「岐阜県 奥美濃カレーひっちゃく棒(400円)」に。20分ほど並んで買えました。
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「岐阜県 奥美濃カレーひっちゃく棒」テント
「岐阜県 奥美濃カレーひっちゃく棒」調理中
「岐阜県 奥美濃カレーひっちゃく棒」
ご飯に豚バラ肉を巻き竹串に練り付けて焼いて、カレーのルーをかけるというもので、物凄く美味しかったです。
「埼玉県 行田ゼリーフライ(300円)」に。5分ほどの待ち時間で買えました。
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「埼玉県 行田ゼリーフライ」テント
「埼玉県 行田ゼリーフライ」
名前にゼリーと付いているので、どんな味かと思っていたら、豆腐とポテトが合わさったコロッケという感じでした。
「青森県 黒石つゆやきそば(400円)」に並ぼうとしたところ、大行列で数量調整しているという話で諦めて、「岐阜県 各務原キムチ鍋(400円)」に。30分ほど並んで買えました。
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「岐阜県 各務原キムチ鍋」テント
「岐阜県 各務原キムチ鍋」調理中
「岐阜県 各務原キムチ鍋」
イメージしていたものに近い、期待通りのキムチ鍋でした。立ち疲れが回復。
投票が15時までだったので、慌てて投票。
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投票箱※各テントで渡される割り箸で投票(一人二票まで)
「第一日目の投票途中経過1位」の「山梨県 甲府鳥もつ煮」に。大行列で、これで食い止め(B-1グランプリin厚木の終着駅)になりました。
武田信玄の扮装をした男性スタッフが「傘回し」の大道芸、巫女さんの扮装をした女性スタッフが団扇を配布。並んでいる間もパフォーマンスで飽きさせず、今度は巫女さんから三角クジを引かせてもらって当選。なんと、キティちゃんタオルをゲットしました。
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「山梨県 甲府鳥もつ煮」団扇の表
※縁をとりもつQR「鳥もつ煮」おみくじが出来るようになっています。
「山梨県 甲府鳥もつ煮」団扇の裏
※ブログへGOのQRがあり。
パフォーマンス
キティちゃんタオル
鳥居も設置(必勝祈願の絵馬がぶら下がり)、途中におしぼりも配られ、調理中は元気な掛け声、写真を撮ろうとすると、わざわざ撮影しやすいように見せてくれたり、サービス精神が溢れたおもてなしのココロを感じました。
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鳥居
「山梨県 甲府鳥もつ煮」テント
「山梨県 甲府鳥もつ煮」調理中
※写真を撮ろうとすると、すぐに撮影しやすいように見せてくれました。
50分近く並んで買えたのですが、とても楽しかったです。
鳥もつ煮は、タレの旨みとフォアグラっぽい感じが印象的で、サービスを含めた総合力、さすが途中経過1位という気がしました。
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「山梨県 甲府鳥もつ煮」
公式サイト より投票結果(最終結果) が発表。
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成績/団体名/料理名/箸の重量
1位 みなさまの縁をとりもつ隊/甲府鳥もつ煮/42,110g
2位 ひるぜん焼そば好いとん会/ひるぜん焼そば/41,520g
3位 八戸せんべい汁研究所 /八戸せんべい汁/39,600g
4位 津山ホルモンうどん研究会 /津山ホルモンうどん /35,130g
5位 三浦中華料理研究会 /三崎まぐろラーメン /24,360g
6位 いなり寿司で豊川市をもりあげ隊 /豊川いなり寿司 /21,690g
7位 やきそばのまち黒石会 /黒石つゆやきそば /18,750g
8位 十和田バラ焼きゼミナール /十和田バラ焼き /18,230g
9位 みしまコロッケの会 /みしまコロッケ /17,850g
10位 オホーツク北見塩やきそば推進協議会 /オホーツク北見塩やきそば /17,680g
※割り箸で投票(一人二票まで)、箸の重量により決定。最終順位は上位10団体の発表。
※太文字は自分が食べた料理。
殿堂入りの3店を含めると、全46団体。明快な共通の目的達成のために人が集まる
。全部回りきれない(選択肢が多く選びきれない)ので、「過去の結果」と「(大きな順位の変動がないことから)第一日目の投票途中経過」を参考(目的)にしながら、人が動いているのではと感じました。
2位の「ひるぜん焼そば」は食べられなかったのですが、第一日目の第一会場で、「(※B-1グランプリではない)○○大会では“うちが1番 ”でした」と声高に客引きをしているのが印象に残っています。「売り上げ実績のナンバーワン表示は、買い手にその分野の知識が少なかったり、商品が高額だったりする時に、判断材料にされる傾向があることが、アンケートで判明」という内容を過去ブログでクローズアップ しましたが、関係があるのかもと感じました。だからこそ、第一日目の機先を制することが重要。
初出場でゴールドグランプリの栄冠に輝いた「甲府鳥もつ煮」には、客を喜ばせたいという気持ちから、陳列アートや笑顔溢れる売り場で、「日本一視察の多いスーパー」となった「ハローデイ 」を連想しました。 おもてなしのココロ、「甲府鳥もつ煮」を食べた人は、この結果に納得(満足)していると思います。
来年は、兵庫県姫路市で開催されるそうです。
二日間の通算で46団体中8料理しか食べられませんでしたが、味比べと体力勝負(並びっぱなしで、足が棒になる)、集客という視点でみると学ぶべき(考えさせられる)点も多かった充実した二日間でした。
「努力した者が全て報われるとは限らん。しかし、成功した者は皆すべからく努力しておる!! by 鴨川源二 (はじめの一歩 )」というのが各店からヒシヒシ伝わり、B-1グランプリ、サイコーです。
お後がよろしいようで。