勝つことを目標にして上手くなるのか、上手くなることを目標にして勝てるようになるか | 勝者のフットワーク塾Vfootwork オフィシャルブログ

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オーストラリアでテニスコーチに転身、元高校教師、中屋晋の思考の響き。
日々 テニスに真剣に向かい合っている人に送ります。
フットワークがわかるとテニスが変わる。
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安比2014a

2014年 安比高原サマーキャンプにて

 

 今まで全国で実施してきた合宿、クリニックの回数は80回以上、学校の部活動の講習などを含めると全国で100回以上、その度にたくさんの新しい出会いがありました。

 

 

 常連の受講者の方がほとんどの会場もありましたが、大抵は半分以上の受講者がvfoot初体験というレッスンでした。どの会場行っても参加者に共通する考えは、「テニスが上手くなりたい」、「テニスの試合に勝ちたい。」ということ。

 

 

 当然ですが、この2つの考えのうち2つとも念頭に置いていない人はまずいません。少なくともどちらか1つは念頭に参加しています。

 

 

「勝つことを目標にして上手くなるのか、上手くなることを目標にして勝てるようになるか。」

 

 

 一概にはなかなか答えが出ない問題です。「勝負」というものは、瞬時に答えが出ます。だから、目安にしやすいようです。

 

 

 それに対して「上手くなる」は、すぐに答えが出ません。時間がかかり、しかも勝ち負けのようにはっきりした結果にも出にくいものです。そもそも、長きに渡る未知の領域への働きかけが、技術練習になるわけです。

 

 

 ある一定期間の我慢が必要要件になってしまいます。そこに技術練習の難しさがある気がします。

 

 それでも、勝つことを突き詰めて考えるとどうしても、技術習得という道に辿りついてしまうのです。上手くないけど勝てる人、上手いけど勝てない人、いろいろな人がレッスンの会場にいました。

 

 結局はそこから得られる幸福感の問題なのかなと思います。勝つことだけ考えている人は上手くなることから得られる幸福感を逃しているし、上手くなることだけを考えている人は勝つことで得られる幸福感を逃しているような。

 

 

 テニスというスポーツは、奥の深いスポーツです。過去100回を越える日本全国各地で開催した講習で得た結論は、バランスよく楽しんでいる方が、幸せそうな顔をしていたなあということです。

 

 今年のサマーキャンプも各自、レッスンの内容を噛みしめてしっかり味わって頂きました。

豊かなテニスで幸せになって欲しい。目標はここです。

 


安比2014c

動作を言葉でどこまで切れるか

 

 

安比2014d

 

型に入り、型を破る


安比2014i

練習は努力、試合は判断


安比2014g

覚えて忘れて、実力になる


安比2014f

やらずにいられないという才能


安比2014h

分かち合う場

 

 

 

 

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