2023年12月22日
今年の山登りを赤城山で締めくくろうと山仲間と鍋割山に登った。
駐車場に着くと
おや!珍しく姫百合駐車場に登山者の車が少ない。
寒いからかしらとメンバー異口同音である。
登山口
寒くて手がかじかむ、
何時もだと途中で衣装調整するのだが、する人が出ない。
荒山高原
歩いても歩いても体が温まらないうちに到着。
鍋割山の稜線に出る
白銀に輝く上越国境の山が見えると
ワオ!これを見たくて来たのよ!
メンバー皆興奮気味である。
鈴ケ岳 と 上州武尊山
谷ケ岳連峰
頂上
登山者が1名だけ。
登山者が少ないからゆっくりしまましょう と
お弁当を広げたが
メンバーは黙々とお弁当を食べて、食べ終わると
誰ともなしに 「寒いね凍えてしまうわ」と
寒くて休むどころでなく早々と下山する。
下山後
六道の辻・六地蔵へ
下山しながら赤城山の色々の話をした。
その中に私が六地蔵の話をするとメンバーの皆さんは
是非今日見たいと言い出した。
六道の辻とはこの世とあの世の境の辻
ここは
昔・赤城山の西の登山口で 六本の登山道が集まった所。
この辻には死んだ子供のために石を積む習慣があり、
その習慣は昭和の頃まであったそうだ。
石碑は六角の石碑で六面に一体づつお地蔵様が刻まれている。
台石三面が道しる 「この□里」「いしい・こめの三里」
「なんきつ・みぞろぎ三里」とある。
裏面に「文久3年(1863年)4月吉日赤城山」と刻まれている。
メンバーは六地蔵を拝み昔の人もこうして手を合わせたのだろう
かと
昔のロマンに浸った様だった。
2023年最後の山「鍋割山」は
「今度もっと暖かい日に登ろう」と言うほど
とても・とても寒い山だった。