傘をさして散歩に出た。何時も目標にしている、北側に鍋割山
西に榛名山が見える場所まで登った。とっても静かでいつもカラスが電線に止まっているのにカラスもいない。森がある場所で鶯だけが鳴いていた。傘に雨粒が当たる音がいやに大きく聞こえる。たまに通る車がシャーと音を立てて通り過ぎていく。
帰りの下る道は空の境もない灰色一色である。色々の事を思ったり、時に白線の上を真っすぐ歩いたり、腹式呼吸し歩いたり、と灰色の世界を自由に一人占めした散歩になった。5,6km
ゲートボールの練習日なのだが雨が降っていたので、のんびりしていた。すると8時頃に雨が止んだ。外を見ると眼下に見える町に太陽が当たっている。慌てて練習場にいつも自転車がで行くのだが、夫と車で行った。すでにメンバーは勢ぞろいしていた。霧雨の時などは「こんなの雨でない」と言うのが合言葉のように霧雨の中でも練習をするメンバーである。
練習をしていると太陽が出てきた。久しぶりに見る太陽は眩しくて暑い。
昼休みをした後に太陽に照らされながら草むしりをしたり、伸び過ぎた藤の弦を剪定した。時間はアッと言う間に過ぎ太陽が西に傾いた。作業途中だが傾いた太陽の方を見ると、太陽に照らされた真っ赤なサルビヤの花がとても華やかである。
木の間から太陽がサルビヤを照らしてる光景がとても素敵だ。
カメラで撮ろうとしたが、目で見たようにカメラに収められない。
しかし苦労して造った花壇に咲いたサルビヤがなおの事愛おしい
と思った。
サルビアをご先祖様に進ぜ皆が安らかに居られますようと手を合わせた。