中高生の留学（２）
高１の長女の日本の同級生ママから、留学（以下、ここでは正規留学＝高校卒業までの意味）についての相談があった。
「東南アジアに転勤するのだけど、学校選びはどうすればいいの？」
高校生の留学というのは、小中学生までのそれと比べてまったく違うものである。
参考記事： 高校生の留学準備
親としては順にリサーチして北米の高校進学を実践したわが家でさえ、こうして今は日本の国際高校の親になっている。
「高校で留学させたい」
よくこの言葉を口にするママ友がいるのだが、いかがなものだろう。
私には、
「（ママが）高校のときは、留学したかったな」
に聞こえる。
私自身、高校生のときにイギリスのホームステイを経験した。
その留学が私の人生に与えた影響は、UKロックだと思う。
では、同じ留学プログラムにわが子たちを参加させたいか？
いまのほうが目的や内容がずっと良くなっている。値段は当時の半分くらいになって！？
高校生の留学。。。
それは子供にとって一番デリケートな人生の選択だと思う。
高校は義務教育ではなく、単位制で落第もする。
それを安易に「高校生で留学させたい」親は、留学させることで、高校生の子の人生の責任をとれるのだろうか？？？
中高一貫校に慣れてる日本では気易く「中高生の留学」って言うけれども、中と高は内容が違っている国が多い。
留学生ママとして海外の中高に感じた違いは、
入学式もなければ卒業証書もないこと
に尽きる。これは日本の文化であり、とても良いことだと思う。
海外では高校は卒業パーティーがあって、高校課程の修了証みたいなものはもらえる。
きたる６／２日に「グローバル教育交流会」が開催されます！
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