失われた30年
前のブログのイベントで、日野田直彦先生のマシンガンスピーチに圧倒されながらも、他国の経済発展に取り残されている現実をいくつも突きつけられ、
「世界の中の日本、大丈夫か?」
「子どもたち、ちゃんと生きていけるのか?」
「ダイバーシティを渡り歩いていけるのか?」
という不安感と焦燥感に襲われるのでした。
現在、世界株式時価総額ランキングのトップ100以内に入れた日本企業は「トヨタ自動車」のみで、ネットフリックスあたりと並ぶらしいです。
アフリカでは産油国のナイジェリアは公用語も英語だし、子どもたちが働く頃には日本経済を追い抜く勢いがあるそうです。
タイのマクドナルドも今やビッグマックは1000円なのだそうです。
海外大留学のマインドセット
日野田直彦先生は、日本人の海外大留学のマインドセットが、以前と違ってきたことを強調されていました。
北米大学への留学生の学費が9万ドル超えであっても、コミカレ(コミュニティカレッジ)経由で3年次の編入プランは、他のアジア留学生らに買い占められていることもあり、それならば日本人留学生のためにメリットベースの奨学金を相談のできる大学へ入学する方が良いようです。
北米以外の大学進学
ヨーロッパの大学も国によっては、英語で学部入学できたり、東南アジアの英国系の大学は専門課程が3年間であったりと、留学期間の短縮も考えられます。
また、日本の大学からの交換留学プログラム、とくにミッション系や伝統校では、欧米のトップ大学への交換留学も学生に知られることなく空席だったりするそうです。海外高校留学から日本の大学を卒業し、在学中のほとんどがコロナ流行だった次女は、woofとか自然科学系の留学する機会が無かったのが本当に残念です。