ボーディングスクールの受験(シニア編) | 12才からの海外ボーディングスクール

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北米の9年生の受験についての経験:

願書提出が中1の冬からだったのに南半球の新学期に送り出し、ボヤボヤするうちに震災。
中1春休みの留学フェアはすべてキャンセルになってしまった。

つまり学校選びもあまりできず、震災からの避難先で留学エージェントにskypeで相談するというギリギリの決断になってしまった。

高校は大学準備に結びつくところだから、中1までに学校訪問などを終えていることが望ましい。

学校選びの経緯は、「北米の転校計画」で触れている。

長女と選んだ高校は、願書と留学中の成績表をメールするだけで合格通知が届いてしまった。
南半球にいたので、成績表は翻訳する必要がなかったことが楽だったかも。

このことは、「地味に海外高校の合格」でも触れている。

9年生は9月から始まるのだが、長女は9年生の後期(2月)から渡航することにした。
長女の高校は、留学生が北米に進学しやすいカリキュラムのため、後期の入学も受け入れてくれるのだ。
それから卒業(修了)は単位制のため、半年後の9月には10年生に上げてもらえるらしい。

このように受験や入学手続きはあっけないけれども、2月のオリエンテーションの後に英語や数学のレベルチェックがあったようだ。
一応、TOEFLなど語学テストのスコアを持って行っても良いそうだが、受験のお金も時間ももったいなかったので、学校におまかせした(笑)。
日本から初めて留学する場合は、いきなり英語でのテストがあることは気持ちだけでも準備が必要だと思う。

長女は2年足らずとはいえ南半球のESLの貯金があったおかげで、今回ESLクラスを受けなくて良くなり、親にとって数十万円の節約はちょっとした奨学金並みの孝行をしてもらった✩

北米高校の受験には、SSATのスコアを要求するところもあるので、amazonなんかでSSATの電話帳みたいな問題集に目を通してみても良いと思う。
長女が12-1月に帰国している間にテストがあることは伝えておいたが、日本の「チャレンジ中学生講座」だけまとめてやっていた。

いちおう進学校なのだが、9年生は日本の中3と同じで、大学受験ムードはまったくない。

南半球と同じ9-12年生が400人あまりの規模の学校にしたが、現地の生徒や大学進学のために勉強に来る子は10年生から増えて行くようで、9年生は20人程度の少人数でもある。

9年生はまず、英語の学校生活に慣れていくことが大切だと思った。