北米の転校計画 | 12才からの海外ボーディングスクール

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春休みに全く進めることのできなかった長女の高校探しを再開することができた。

基本的に今の留学先も満足しているので、条件を変えたくない項目がいくつかある。
・共学
・1学年100人くらいの規模
・ESL
・寮生活

しかしこれらにこだわりすぎると費用が跳ね上がるため、公立も含めてリサーチした。

その結果、わりと新設校のカナダにある私立進学校に絞られることになった。
費用を最優先すれば公立になるのだが、やはり高校4年間は長いので、なるべく今までの学校より条件は下げないことにした。

今の留学先よりも良い点もある。
・国際空港からわりと近い
・都市部にある
・寮が年中無休で、休暇のホームステイの手配が不要
・進学率100%のうえ、半数がカナダのトップクラスの大学へ進学している
・北米は通信環境や情報、エンタテイメントも充実している
・スキーやスケート場が近い


また、今回の災害で学校選びで考慮する項目に、地震のリスクと原発のリスクが追加されることとなった。
いちおう原発まで遠くないところではあるが、地震のリスクはないことを確認した。

長女には、今の学校が楽しすぎて転校の意志がないのかと思いながら打診したところ、意外に好感触の返事が来た。

さらに次女までも、今回の災害と長女に会えない淋しさから、
「サマーキャンプに一緒に行きたい!」
と言い出した。
参加条件で最年少10才の次女が、日本人ゼロのサイエンスキャンプに行くとかって、オイオイ本当に大丈夫だろうか?
ビビらせないために、
「ESLキャンプのほうは、”ハウ アー ユー?”とかって英語の勉強をするのよ」
と言ったせいなのだが。

長女と次女の休みが重なるのは7月の1週間だけなので、長女に先にカナダに入っていてもらい、その後次女と渡ろうかと考えている。

被災地でも急に転校しなければならなくなった子がたくさんいるが、どんな環境であっても子供たちの成長を止めることはできないので、より良い学習環境を求めるしかないわけである。

ついこの間まで、
「高校は日本の国際コースに通ってもらおうかな」
なんて選択肢もあったのに、今となってはリスクヘッジしておくほうが良くなってしまった。

これから先も何が起きるかわからない社会なので、子供たちにはとにかくたくましく育って行ってもらいたい。

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