さて、昨日書いた

「脳の中の物語作家」
「90秒だけ」

の続きです。

マイナス思考やマイナス感情(というものがあるとしての話ですが)が、頭の中で何度も繰り返してしまうのを食い止めるには、どうすればいいか?

もう、さくっと書いてしまいますと・・・・

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1気づくこと
どんな時にそういうループにつながるかを知ることです。

ループが発生している、つまり嫌な感情が長く(90秒以上)続いていることに気づくのでもいいのではないでしょうか。

2生理的な感じに焦点を当てる
ループが発生した時に、呼吸・姿勢・胸の苦しさ、頭が重くなるなど、生理的な変化に焦点を当てて観察します。

390秒待つ
感情的・生理的反応が去っていくのを90秒間じっと待ちます。

4誠意を持って話しかける
脳を子供の集まりみたいなもの(←なんか、いいですね)だとみなし、

「いろんなことを考えたり感じたりするあなたの能力はありがたいわ。

でもわたし、この考えや感じには、あまり興味がないの。

だから、もうこの話は終わりにしてちょうだい。」

などと、ループしている思考パターンとのつながりをきるように、

「脳に頼む


ということです。

人によっては、

「キャンセル!」

などの簡単な言葉でも、OK。

自分にしっくりする、そして物語り作家さんに伝わりやすい言葉を探してみてください。

5さらに伝わりやすくするために・・・
上記のように伝えるだけでは、必死に頑張っている「脳の中の物語作家 」さんには十分に伝わらない時があります。

そんな時には

1.言葉に感情をこめて、情緒たっぷりに「脳の中の物語作家」さんに語りかける

さらに、それでも物語作家さんが聞く耳を持たない場合には・・・

2.メッセージを伝える時に、「動き」の要素を付け加えます

この本で上げられている例で言うと

・人差し指を振り回しながら
・両手に腰を当てて仁王立ちしてみながら

などがあげられています。

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ざっとこんな感じですね。

この本 にはもっとたくさんいいことが書かれているのですが、書ききれないのと、私自身が若干飽きてきた(?)ので、もうひとつだけ次の記事で書いて、この本からいったん離れます。