【あさが来た番外編】新次郎さんの罪悪感と、毒親と、自立の妨げ

こんばんは。

無理をするのやーめた！私は私。のヴェニオ次女です。

今朝は風吹ママに感動させられっぱなしで、
泣きすぎて頭が痛くなったヴェニオ次女ですが、

昨日の放送・・・

あさが来た第70話感想～玉木宏のトラウマ克服。あさちゃんに株を上げられ悔しい次女。

こちらでね、思うことあったので、
久しぶりにあさが来た番外編をお送りしたいと思います。

人間の「感情」の中で、罪悪感っていうやつって本当に厄介だと思っています。

次女の、かつては「罪悪感に翻弄されていた女」だったんですね。

もともと、何をするにも
何を失敗するにも
「自分に原因があったんじゃないだろうか？」と思ってしまうタイプで
そうなっちゃう原因は私の中にはいろいろと気づきがあったんですが、

もう色々と矛盾を抱えて生きてきているので、

「自分に原因があったんじゃないだろうか？」と思い過ぎているが故？
自分に非はないぜ！！！って思えることに関しては
「なんかちょっと」言われると

「なんで私がそんなこと言われなきゃいけないの？
私は悪くないのに」って感情が
どばーっとすごい速さでこみ上げるという、
至極面倒くさい性格なんです。

「なんか責められているような気」が常にしている、というか。

特にひどい罪悪感に悩まされていたのは
子どもに対しての罪悪感、でした。

次女は何度か書きましたが、シングルマザーで、
私は「両親の離婚」っていうものが
子どもに与える影響について
考えて考えて、禿げるくらい考えて、

どうにもならなくて離婚をしたんですけど、

それでも「息子たち」に対して、

パパとママの努力が足りなかったせいで
可哀相な思いをさせた、という罪悪感がすごく重かったんです。

だから、その分、彼らを幸せにしてあげたい。
自分にできることはなんでもしてあげたい。

そういう思いがずっとずっとありまして。

かなり甘やかした・・・というより、
彼らに対してフラットな気持ちで接することができなかった時代がありました。

時には「腫れ物に触るような気持ち」で接していたこともあったかもしれないし、
彼らの望みはなんとしてでも「無理をしてでも」叶えたいと思ったりしていました。

ところが、息子たちが思春期に差し掛かり、
すごい目つきで私を睨んだり、怒鳴ったり、言うことを聞かなくなると、

「すごい責められているような気がして」
いたたまれなくなり・・・

さっきも言ったけど「必要以上に自分だけが責められている」ってことが
なんだかとっても理不尽な気持ちになり、

「なんで、お母さんがこんなにあんたたちのことを思っているのに、
こんな風に責められなきゃいけないのよ。
感謝の気持ちってのはないの？？？」みたいな感情が
自分の中にある！ってことに気がついたときに・・・

あれ・・・
私、変だな・・・

と気がついたんですね。

もともと、勝手に「罪悪感」を抱いていたのは私で、
その罪悪感から免れたいがために
色々手をかけて育ててきた。。。

えーーーー？？？
すっごく動機が不純じゃないか？？？

もちろん、彼らはとても離婚で傷ついたと思いますし、
それがどれだけ「傷ついた」のかは、私が想像してもなんとかわかることではなく、

それは彼らの感情であるにもかかわらず、

私は自分で勝手に彼らに対して色々と妄想して
「いろいろやって」
それでもって、彼らに感謝してもらわないと気が済まないって思ってる？？？

なにこれ？？？

めっちゃ自分気持ち悪いんですけど・・・？？？

自分の罪悪感をぬぐう手段として
彼らを利用していませんか？私。

もう、これね・・・

アンポンターーーーン！！！

って叫びたくなるほどの衝撃でしたよ。

なのでね・・・

昨日新次郎さんが、
ずーっと抱えていたトラウマを
サトシ改め松造に対する罪悪感を

お前がそないひねくれた考えになったのはわてのせいや

わてがあの時お前を助けられんかったからさかいや

今やったら・・・いや、わては今でも頼りないけど、
それでも今やったら・・・

寝泊まりするところは？
これからどないして生きてくつもりだす？
お金、ありますのんか？

って財布取り出そうとしたときに、

あの時の気持ちがどどどどどーーーーっとよみがえりまして、

いかーん！新次郎さん！！！
それやりたくても、やっちゃいかーーん！！！

それサトシ改め松造のためじゃなくて、自分のためなんだよーーーー！

って叫びそうになりました。

そこにあさちゃんが、どんっと登場して、

あきまへん、旦那様。

ときっぱり言ったときにですね？

あーあ、なんか、やられた感・・・

って思っちゃったんですよ。

次女はそこで気がついて、
色々葛藤しましたけれども、

自分を子どもの自立を阻みそうになる「毒親」だと自覚して、

もうこうなったら「嫌われても結構」と腹をくくって、
一切、手をかけなくなりまして、

私は私の人生を行くわ～
あなたはあなたの人生を行きなさい～

それがまた極端なので息子たちには呆れられましたけど、

放任主義

に方針を変更いたしました！

本当に、自分の中に罪悪感を抱えているというのは、
厄介なもので、

時には「できない言い訳に使用」したり、
時には「やらなきゃいけない言い訳に使用」したり、
時には「頑張るべき言い訳に使用」したり、

私の大嫌いな「かくあるべき論」を作り出すもんなんじゃなかろうか？
と私は思っているのです。

だから、こういう感じをね、
子どもたちの世代に連鎖させちゃいかんと思うのです。

なんとか、自分で終わりにしないと。

息子たちは息子たちの人生を
何に惑わされることなく生きていってほしいな、と。

たぶん、私の幻影に惑わされることもある気がするのですが、

トラウマは自分の力で克服するしかないので、

ごめんね！！！未熟な親で！！！

と思いつつ、どんな人生を送るのか見ていきたいな、と思っています。

うわー重い。

でも読み返さずに、今日はUPしちゃいます～

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