東京都健康長寿医療センター、病室の窓からの景色。

■膵臓がん発覚から2014年9月までの治療の経緯についてはこちらをクリック→病気~これまでの経緯

■2014年9月から現在までの治療についてはこちらをクリック→病気

<3月5日(木)>

東京都健康長寿医療センターでの「切除不能膵癌に対する新薬STNM01の超音波内視鏡投与」の臨床研究が受けられるかどうかの病理検査入院2日目。

1日目については→こちらをクリック

6:30 起床
7:00 朝食

3月3日(火)19時から36時間続いていた絶食からようやく開放される。


朝食は全粥だと聞いていたのでお粥だけだと思っていたら、おかずもちゃんとあったので嬉しい。

でも個室の特権、特別食は食べられずじまいだったなぁと思ったらメニューに特別粥って書いてあった(笑)

7:30 看護師血圧、体温測定
8:00 退院書類受取
9:45 担当医の回診

まず体調の確認から始まり「病理検査については細胞を3回採取、腫瘍の位置は治療には問題無かったので病理的に100%がんである事が確認出来たら、昨夜打ち合わせた通り来週の3月11(水)に入れている診察の際に今後のスケジュールを調整しましょう」とのこと。

スケジュールが上手く空いていれば18日前後に治療を入れられるかもしれないと言ってられました。

細胞病理検査の結果が100%がんであることを望むのも変な話しだけど、臨床試験の対象になれると良いなぁ。

10:15 精算、診断書発行手続き
10:40 退院
11:30 出社
17:00 退社


<3月6日(金)>

7:00 自宅出発
8:00 千葉大で血液検査


10:30 診察開始(予約は9:00)

事前に聞いていた通り主治医が学会で不在のため代理の医師の診察。

アブラキサンの副作用が過去3回とも3日目の日曜日に強い症状が出て来ることを報告した所、初めて医師の口から「副作用が強く出るのは抗がん剤が効いているという考え方もあります」との言葉を聞きました。

血液検査の結果、白血球(WBC)の値が2.3Lだったのでぎりぎりセーフ、予定通り抗がん剤「アブラキサン」と「ジェムザール」の第2クール、2回目(通算4回目)の点滴治療を行う事になりました。

一方で、腫瘍マーカー(CA19-9/E)の値は前回の5774.5Hから830.0Hに下がってました。

まだまだ数値は高いし、今回の結果だけで判断するのはまだ早いけど「アブラキサン」の効果が出ている可能性が高いとのこと。

副作用のつらさにちょっとくじけそうになっていたけど、また頑張ってみようという気持ちになりました。

(2015年)
3月6日 830.0H
2月13日 5774.5H
2月6日 3144.0H
1月23日 1792.0H
(2014年)
12月18日 704.0H
11月7日 443.5H
10月10日 308.4H
9月19日178.0H
8月1日 96.3H

次回の第3クール1回目の「アブラキサン」と「ジェムザール」治療は3月20日(金)の予定でしたが、3月22日(日)にSoul Food Cafeのライヴが控えているので3月27日(金)からに延期してもらいました。

11:00 診察終了
11:50 「アブラキサン」と「ジェムザール」点滴スタート
13:30 点滴終了
14:30 昼食、会計を済ませて通院治療終了

現時点では倦怠感以外副作用の症状は出ていませんが、3日目の日曜日が鬼門なので心の準備だけはしておこうと思います。

それから検査入院の絶食の影響だと思うのですが、49㎏~50㎏で推移していた体重が47.8㎏に落ちてしまいました。

幸い食欲は落ちていないし昨年の10月頃は健康時の56㎏まで戻していたこともあるので、病気と闘うためにも体重はこれ以上落とさないようにしないと。

今日はシカゴが1971年にリリースした3rdアルバム「ChicagoⅢ」からFree。


ロバート・ラムが書いた曲で、ギターのテリー・キャスが歌っています。

Free

I just want to be free
I just want to be free

I want to be free of all the hurt
Free of all the pain
I want to just end these lonely hours
End these lonely days

I just want to be free
I just want to be free
I just want to be free
I just want to be free

俺はただ自由になりたい
全ての傷から自由になりたい
全ての痛みから自由になりたい
ただこの孤独の時を終わらせたい

Chicago - Free


Chicago III/Chicago