■膵臓がん発覚から2014年9月までの治療の経緯についてはこちらをクリック→病気~これまでの経緯

■2014年9月から現在までの治療についてはこちらをクリック→病気

今日から一泊で先日コシヒカリ命さんが治療を受けた「切除不能膵癌に対する新薬STNM01の超音波内視鏡投与」の臨床研究が受けられるかどうかの病理検査のため、東京都健康長寿医療センターに入院しています。

慢性的な下痢が続いているので、希望していた医療保険でほぼまかなえる差額ベッド代でのトイレ付きの個室が取れて良かった。


8階の病棟なので眺望も良く、部屋からの眺めではありませんが廊下の窓から富士山がとても綺麗に見えました。

7:20 新浦安の自宅出発
8:30 東武東上線大山駅着
8:40 入院受付
9:00 病室入室
9:50 採血
10:00 担当医回診

病理検査の目的について改めて説明があり、臨床研究に参加するには100%膵臓がんであるという病理的確定診断が必要であることと、腫瘍の場所が内視鏡で注射出来る場所にあることが必要とのことでした。

併せて痛みの緩和のための神経ブロックも内視鏡検査のプロセスで実施出来るので、希望があれば対応しますとの提案がありました。

これは全く予想していなかった提案だったので、しばらく考えてから回答することに。

11:00 ラクテック注の点滴開始
12:00 担当看護師に治療開始の案内が入り、人生初のストレッチャーに乗って治療室に移動

車椅子での移動は経験があったけど、ストレッチャーは床の凹凸の震度が直接身体に響く感じでした。

ところが治療室に着くと急患が入ったので次の治療になるとの事で、こればかりは仕方ないですね。

その間に点滴が睡眠剤に変更。

12:45 治療室に入室

まず、担当医に神経ブロックも併せてお願いしたい旨を回答。

左腹を下に横向きの姿勢でになった後に口の中に麻酔薬が散布され、口に何かをくわえさせられてから後は全く記憶がありません。

12:55 意識の無いまま治療開始
13:30 治療終了しましたの声で目が覚める

麻酔薬で意識が朦朧とした中、再びストレッチャーで病室に移動。

病室を出てから治療の間に、高校の後輩の青○君がお見舞いに来てくれたらしい。

わざわざ来てくれたのに申し訳ない、ありがとう。

13:45 病室に戻る

16時45分まで3時間の安静を言い渡され、トイレも行きたい時はナースコールをして便器を使うとのことだったので意地でもトイレは我慢しようと決める(笑)

さらに看護師の口から残酷な一言「今日の夕食は無しで明朝は全粥になりますね~」。

が~ん、昨夜19時から絶食中の上に個室は特別食って書いてあったのに(; ̄O ̄)

結局安静の3時間はほとんど寝てました。

16:29 こっそりトイレに

16:30 看護師がKN1号に点滴交換のために入室

看護師に黙ってトイレに行ったことがばれて叱られる(笑)

18:00 担当医回診

病理検査と神経ブロックは予定通り終了、次回18日(水)の通院で結果をお伝えしますとのこと。

仕事の段取りがあるので18日の検査結果が問題無かった場合の入院治療の予定を聞いたところ、それでは来週11日(水)に診察を入れてそこで相談しましょうということになりました。

ということで、何もすることが無くて暇です(笑)

ゆっくり本でも読みながらゆっくりしよう。

6日(金)は千葉大で第2クール2回目のアブラキサン+ジェムザール治療です。


今日は1971年にリンゴ・スターがリリースしたシングルIt Don't Come Easy(明日への願い)。

It don't come easy,
You know it don't come easy.

Ringo Starr - It Don't Come Easy