ベンチタイムは○くしてはやりません。
この理由は、次の成型に移りやすく生地に負担をかけないためと思っています。
ロールパンなどの工程はかなり大きくのばしが入ります。
ベンチタイムが若かったりすると生地を痛め最悪の場合は生地切れまで起こしかねないのです。
こうなった生地は焼成してもおいしいパンには出来上がりません。
必ず生地に負担のかからないように心がけて下さい
時間は目安となります。生地の中央に芯がなくなったら終了です。
この時、乾燥には充分注意して下さい。
|
|
すべての生地を画像のように形作って下さい。
画像のようにやり終わった物の順で並べていくと管理しやすいと思います。
ここで少し生地をお休みさせる事
こうする事でメンボウ作業が無理なく行えます。
ここでも乾燥には充分注意が必要です。
|
メンボウをかけていきます。
細い方を自分から見て手前に置き、太い方に向かってメンボウをかけていきます。
生地の休めを怠らなかった物はスムーズにメンボウ工程が出来るはずです。
この時点でもし生地に力を感じるようであれば(本当はない方が理想です)乾燥に気をつけてもう少しお休みさせます。
|
これが出来上がりです。
長さはこの時点で28cm程度あると思います。
生地には戻ろうとする力が働きますので、これを無理に進めないようにしてください。
一度生地を持ち上げて、この戻りをさせてやって下さい。
戻った生地の長さはだいたい25cm程度はある状態がベストです。
|
画像を取り忘れていたみたいなのですが・・
この時点で溶かしバターを薄く塗って下さい
巻き始めには塗らないようにして下さいね
塗るバターが多すぎると巻き込む時に生地が滑りますので注意して下さい
これはキツク巻き込むのを防ぐためと、焼成後のクラムにシットリ感を与えるためです。
ここポイントです♪
上部の先端を少し左右に広げ(ここが軸になります)
その部分を折り曲げて形をシッカリつけます。
そこを軸に巻き込んでいきます。
|
一番のポイントは、左右対称になるように巻き込む事です。
生地の半分程度まで巻き込んだら、先端を少し引っ張りぎみにしながら巻き終わらせて下さい。
|
とじ目を下にして天板にのせますが・・・
kakoのロールパンは巻き数が多い事もあるため。画像のように少し生地を天板に押さえるように形を整えて下さい。
こうすると発酵後もキレイな形の状態を保っています。
これやらないと・・・・発酵途中で生地が転がる事も多々ありますので・・・
忘れずにね
|
発酵比較です。
焼成温度は190℃で10分から12分程度
|