「コンビニを作った人」
「セブンイレブンを作った人」
として知られる、
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
代表取締役会長の鈴木敏文さんという
経営者の方がいらっしゃるのですが、
この方が、よくおっしゃることの一つに、
「お客様のためにというふうに考えるのではなく、
お客様の立場になって考えるのだ 」
という言葉があります。
なんとなく聞いていると
その違いに気づきにくいのですが、
「お客様のために」という考え方は、
自分の立場から動いていなくて、
自分の立場に立って、
自分の視点で見て
自分の都合で考えている。
その一方で、
「お客様の立場に立って」という考え方は、
客様の立場に移動していて、
客様の視点で見るようになり
お客様の都合で考えるようにしている。
「お客様のために」という考え方は、
結局は、
自分の都合に反しない中で
自分勝手な決めつけで
自分の価値観を押し付けてしまう
こういうことになりがちである、
ということです。
「あなたのためを思って言っているのよ」
というセリフの中で、
「自分の都合」と「あなたのため」の
割合は、何%対何%なのでしょうか。
うつ病患者の家族も、同様の罠に陥ります。
「あなたのためを思って言うんだけど~」
と言って、話を切り出しますが、
それは結局、自分の都合のすり替えに過ぎない。
うつ病患者の家族は、
本当に崖っぷちに立たされ、
どん底に追い込まれますから、
無理もないんですよ。
でも、自分が、
「あなたのため」という考え方を
していることに気が付いたら、
それは、危険信号や悪い兆候だと感じましょう!
「そんなこと言われたら、どうしたらよいか分かりません」
という方は、
こちらの申し込みフォームから
ご連絡をくだされば、
可能な範囲でアドバイスさせていただきます。
→ http://ws.formzu.net/dist/S60895377/
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