いや、こういう催しもあるんですね。
まず、こんな特設会場が中之島の市の科学館のちょいと西にできています。
中に入るとこんなんです。
私の席のすぐ横が、せりあがる形の円形舞台になっています。
スーパーサーカスというパフォーマンスがひとつ終わると、一皿お料理が出て、またパフォーマンスが・・・と続いていく趣向。
但し、本日はプレス向けの公開リハーサルだったので、ジャグラーも演技する人も失敗が多く、お食事運ぶ人もバタバタで、なかなか落ち着いて見ていられませんでした。
ただ、誘っていただいた方が実力者でいらしたので、一番舞台に近いいいお席で、私たちのお料理は一番に出てくるので冷めてないし、とっても美味しくいただきました。
有名シェフのお料理が出てきます。
まず、菰田欣也シェフの中華。
「蒸し鶏包みのフルムーン 赤と黒の魅惑のソース添え」
黒須の黒井ソースと散りソースの赤いソース、こっちは明太子も入っていたかな、これとっても美味しかったです。
蒸し鶏で包まれたドームの中には海老やホタテや枝豆、セロリなど色々入っていて、それが全部生き生きと味をそこなわずにおいしくいただけました。
ドームの上のネーム入りのシートは「ひすいシート」ということでしたが、豆ペーストを延ばして焼いたものでしょうか、パリパリとおいしかったですよ、こういうの大好きです♪
次はイタリアンのヒロ山田シェフ。
「ローマで見た月 二色のリゾットとトリュフの香り」
これ、出て来た時にちゃんとトリュフが香りました。
四百人の料理でこれはえらいですよね。
サフランライスのリゾットと黒米のリゾットを重ねて上にフォアグラ入りレバーペーストのムース、上にトリュフとトリュフ塩。
トマトとソラマメの二色ソース。
ご存じ坂井宏行シェフ。
「ムーンマリアージュ」
仔牛のバラとタンを煮込んだシチューです。これもおいしかった。
基本の煮込みですが、お肉がそれぞれとってもおいしくて、少しですが堪能しました。
柿沢安那さんのデザート。
「いろどり野菜アイスとジンジャームーン」
有機野菜を使ったアイス。これが意外に甘くてねー。いや、好みですが、私にはちょっと甘すぎた。
おせんべみたいなのはシューですが、私はもっとパリっとしたほうが好きです、しにゃぁぁとしてました。
こういう催しが難しいと思うのは、はっきり言って雑技団の演技のあいまにご飯食べたいか、と言うことなんですよね。
必至のおももちの演技、それもかなり危険なところもあって、足滑らせたりもするし、ジャグラーが物をとり落としたりもする、どれをとっても凡人にはできない凄い「体操」「曲芸」なんだけど、ご飯とマッチしないよーー。
これ、いいお席は一万八千円です。
うーーん、どうかなぁ、難しいなぁ。
とにかく、午後のひととき、お、あらら、ふむふむと楽しく過ごしてきました。