これ、すごーーく古いレシピなんですよ。
懐かしい手書きのレシピノートを見て作りました。
簡単で道具やスパイスも必要なくて、おいしいんです。
子育てまっただ中の頃はこんなレシピがありがたかったですね。
タイトルもかわいいでしょ、「タタキを装う・・・」なんてね。
豚ヒレ肉に醤油と酒をかけてしばらく漬けます。二十分くらいでいいですよ。
私は500gの塊に前日から塩をして塩豚にしておきました。
それを焦げ目をつけるように、フライパンでサラダオイルで焼きます。
そのままアルミホイルで包んで、なべに入れ、肉が半分つかる程度の水を入れて
沸騰させ、中火にして十五分、きっちり蓋をして茹でます。
ホイルの中のスープをこぼさないようにとりのけてから、肉を一センチ巾に切ります。
容器にいれて上からスープをかけ、荒熱がとれたら冷蔵庫で冷やします。
薬味は小葱、大葉、みょうが、しょうが、せんぎり胡瓜、大根おろし。
上からポン酢をかけていただきます。
蒸し暑い日にはぴったりですよ。
しいたけといかのバター醤油炒めを添えました。
一日寝て過ごしたような時も、この献立なら簡単に作ることができます。
大皿に盛るとなかなか見栄えもよくて、持ち寄りパーティなどにも重宝しました。
過去になんか全然戻りたくないと思っていましたが、最近、戻れるものなら、あの怱忙の子育ての時に戻ってみたいと思います。
学校や塾に忙殺されていたあの頃、あれはかけがえのない美しい幸せな時だったのですね。