昨日買った千八百円の洋風お惣菜のまずさにあきれはて、
それで腹が立ち続けている自分にもあきれている朝です、みなさん、おはようございます。
しつこいようですが、和風ハンバーグは宝塚ホテルのもの、後はRFブンの1とかなにとか、いうところです。
ここは千里阪急ではそんなにまずいのに当たったことはないんですが。
とにかく、まずい食事は体にも悪いし、心もしょんぼりしますね。
おいしいものをちゃんと食べて、心を朗らかにしておかなくてはなりません。
昨日の朝、注文していたこの本が届きました。
復刊ドットコムというサイト、みなさんご存じですか?
絶版になってしまった本をここへ投票してある程度票が集まると
このサイトで出版社に掛け合ってくれるんですよ。
料理本は佐藤雅子さんの「私の洋風料理ノート」もここで復刊されましたし、
このパードレ・フラガの本もここで復刊が決まったんです。
そういう、ネット社会ならではのいい仕組みで復刊されたこの本は・・・いやあ、もう、楽しい♪♪
日本滞在の長い、というか、もう日本育ちみたいな、明るく楽しいスペイン人の神父さんが作る、簡単この上なく、まぁ、おいしそーーな料理満載。
絵は池田宗弘さん。とっても素敵でコピーして飾っておきたいような挿絵が贅沢に使ってあります。
どんなにおもしろいかというと・・・・見て、これ♪
ブイヤベースみたいな魚の煮込み料理なんだけど、このデコレーション。
電車の中で読んでいて、思わず噴き出してしまいました。
スペインはタコやイワシやお米や、日本ととても近しい食材を使います。
それに神父さんのお料理はほとんどがニンニクと唐がらしをオリーブオイルで炒めて・・・あと、煮るか焼くかでできてしまうものばかり(笑)
「妹にもできたんだから、誰にでもできます」なんて、書いてあって♪
C・W・ニコルさんのお友達で、彼が紹介文を書いていますが、これも読み物としておもしろいです。
そして、神父さんの文章が、いい♪♪
ちゃんこ、というのはスペイン語からきているんですね。
めっちゃくちゃ、という意味だそうですが、
私はこの本の中の「ほうれん草のめちゃくちゃ」というのを早く作ってみたいです。
料理ができるまでのワインのおつまみに、という料理も多くて、クリスマスのミサの間もお鍋の匂いが気になって
「神様、ごめんなさい」と書いてる神父さん、かわいいわぁ。
おいしいものを作る、食べる、それは決して「ささいな」ことではない、と感じさせてくれる楽しい楽しい一冊です。
オンライン書店ピーケーワンならすぐに買えますね。こちら→★